三菱と並び、往年のWRCを席巻していたスバル。その当時、青い六連星はラリーを、WRCを象徴する存在だった。激戦の場であったWRCを撤退以降、ラリーでスバルの名を聞くことも少なくなった頃……とんでもない「BRZ」が発表された!!
※本稿は2026年3月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:スバル、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年4月26日号
BRZを4WD化!? スバルが投入する魔改造モデル
スバルは2026年3月21日、スーパー耐久シリーズ開幕戦が行われたモビリティリゾートもてぎで、新型ラリーマシンを開発中と発表した。ベースはBRZ、それを4WD化した“魔改造モデル”である! この時点でただならぬ存在感を放つ注目の一台だ。
投入される舞台は全日本ラリー選手権。2026年シーズンも新井敏弘選手がWRX S4で参戦しているが、トヨタ GRヤリス ラリー2に対して戦闘力不足は否めないのが現状である。その状況を打破すべく登場するのが、この魔改造BRZというわけだ。
背景には4月1日に発足した藤貫哲郎CTO主導の「商品革新本部」がある。「モノづくり革新」と「価値づくり」の成果を競争力のある商品に繋げるのが狙いの組織だ。
なかでも重要な役割を担うのが「スポーツ車両企画室」。商品とモータースポーツ、バリューチェーンを一体として企画を進める部署で、モータースポーツ活動を商品に結び付け、アジャイルな開発を進める狙いがある。
新型ラリーマシン開発は既存アセットを組み合わせ、「まずやってみよう!」という発想からスタート。エンジンは2.4LターボでWRXの4WDを移植、ミッションはシーケンシャル、ストロークのあるストラット式サスペンションと中身はかなりの本格派だ。
関係者は「5月8日に奈良県で開幕する『ラリー飛鳥』に間に合わせたい」「グラベルも出ます!」と語り、本気度の高さをにじませた。
WRC復帰については「WRC27」対応ではないが、「まずやってみることが大事」と完全否定はしていない。変わり始めたスバル、その次の一手に期待が高まる。
【画像ギャラリー】全日本ラリー選手権第3戦でついに発進! 噂の4WD化された魔改造BRZの姿がコレだ!(10枚)画像ギャラリー












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