定年による収入減少や物価高の影響で、クルマ購入予算が減った人もいるだろう。しかし、クルマは新車だけではない。減ってしまった予算の中でじゅうぶん満足できるクルマが、中古車にターゲットを広げればまだまだ存在するのだ!!
※本稿は2026年5月のものです
文:伊達軍曹/写真:トヨタ、日産、スバル、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年6月10日号
良い中古車を掘り当てる……それが「クルマ沼」の入り口!!

「新車じゃなくちゃ……」という心の足枷を外せば、予算大幅減の状況であったとしても、“いいクルマ”はいくらでも入手できる。
もしもコンパクトカーに抵抗がないのであれば、まずは最終型にあたるスズキ スイフトスポーツがイチ推し。言わずと知れた名作スポーツハッチだが、6速AT車でもOKなら、総額160万円前後で走行3万km程度の物件が狙える。MTにこだわりたい場合はプラス10万円が目安だ。
そしてトヨタ ヤリス1.5Lエンジン車のMT版は、「令和のAE86」と呼びたいほど(?)軽快で素直な走りが大いに魅力的。これであれば、走行1万kmレベルの物件でも総額170万円前後だ。
とはいえ、さすがにもうちょい高級感的な何かが欲しいというなら、日産 ノートオーラの前期型でどうか?
走行3万kmくらいのプロパイロット&BOSEパーソナルプラスサウンドシステム付きが総額180万円前後なのだから、死語かもしれないが「我が家の大蔵大臣」も納得であろうし、あなたご自身も大いに納得できるはず。
300万円以下で買える楽しいクルマたち!

もしも「小型車はどうしても嫌だ!」とおっしゃるなら、ライトウェイトスポーツの世界的名作、マツダ ロードスターの現行型だ。ど真ん中のグレードである「Sスペシャルパッケージ」の走行3万kmくらいの物件が、総額200万円前後で見つかるだろう。
そして利便性が高いSUVを狙いたいなら先代スバル フォレスターが狙い目だが、そのなかでも「特にいいクルマ」といえる1.8Lターボグレードを、総額240万円前後で狙ってみるのがイチ推し。
また、本当にいいクルマなのだが、地味なのが難点ではある先代の最終型スバル インプレッサスポーツは総額120万円で良質物件がイケるが、地味ではない「STIスポーツ」を総額250万円前後で入手してみるのもオツである。
そして「セダン受難の時代」だからこそ逆に、現行型日産 スカイラインの後期型低走行物件を、総額280万円ほどで狙ってみるのもシブい選択だ。
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