■豊田章男社長がコメントを発表
平昌オリンピック、男子フィギュアスケートで銀メダルを獲得した宇野昌磨選手に対し、2018年2月18日、トヨタ自動車の豊田章男社長がコメントを発表した。
「なぜ豊田社長が……?」と思われる方に向けて説明しておくと、2017年6月より宇野選手はトヨタ自動車に所属している。つまり社員の偉業に社長がコメントした、ということ。以下、コメントを引用。
「宇野昌磨選手、平昌オリンピックでの銀メダル獲得おめでとうございます。初出場となる世界最高の舞台。世界中のライバル達の活躍を見届けて、最後に登場するプレッシャー。世界中のファンの方々の期待。
すべてを力に変えて、「宇野くんらしさ」を出し切った素晴らしい演技に感動しました。ずっと背中を追い続けてきた羽生選手と揃って登った表彰台。
努力に努力を重ね、自分自身との闘いに勝ち抜いた人にしか見えない景色があったと思います。世界中が歓喜に包まれた素晴らしいニュースをありがとう!
2018年2月18日
トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長 豊田章男」
■宇野選手は昨年6月に入社、過去には……
前述のように宇野昌磨選手は2017年6月1日よりトヨタ自動車に入社(同時に中京大学にも所属)。
入社にあたり、宇野選手は
「このたび、トヨタ自動車にお世話になることが決まり、大変嬉しく思います。フィギュアスケートは国内のみならず、海外での試合も多いため、世界各国に広がるトヨタの従業員や関係者の方々に応援いただけることはとても心強く、皆様とコミュニケーションが図れることをとても楽しみにしています。
中京大学にも引き続きお世話になります。十分な練習環境を整えていただいている中京大学、このたび仲間として受け入れていただけるトヨタ自動車に感謝しつつ、学生と社会人を両立し、競技者としてのみならず、人としても成長できるよう精一杯頑張ります。今後とも応援よろしくお願いいたします」
とコメントしている。なお宇野選手は愛知県名古屋市出身。
トヨタ自動車には安藤美姫氏(2006〜2013年)、小塚崇彦氏(2007年〜)らが在籍しており、またオリンピック・パラリンピックのオフィシャルパートナーとしてスポーツ活動の支援に熱心に取り組んでいる。
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