2022年8月1日、カムリが一部改良を実施した。内容は、外板色にエモーショナルレッドIIIを新設定(アイキャッチ写真)、内装色に「オーカー」を新設定(G“レザーパッケージ”)、充電用USB端子を「typeA」から「typeC」に変更(WS“レザーパッケージ”、WS、G“レザーパッケージ”、G)…といった小規模なもの。とはいえカムリは国産セダンで今後ますます存在感を発揮してもらいたい車種。エールをこめてきっちり紹介します。
文/ベストカーWeb編集部、TOYOTA、画像/TOYOTA、ベストカー編集部
■セダン需要を引っ張ってくれー!
2017年7月に現行型(10代目)が発表発売された、トヨタカムリ。今回登場から丸5年で一部改良を実施した。クラウンが新型発表のため販売を停止し(今秋より新型発売)、カムリは実質的にトヨタブランドの最高級セダンとなった(センチュリーはいろいろと特別なクルマのため除外)。2022年1~6月の累計販売台数は3192台と、昨年比で大きく台数を減らしているが、それでも国産セダンジャンルではトップセールスを走っている。
【国産セダン2022年1~6月累計販売台数】
・クラウン(販売終了)…8300台
・カムリ…3192台
・レクサスIS…2951台
・レクサスES…2284台
・スカイライン…1464台
・アコード…1101台
・マツダ6セダン…574台
世の中には一定の「セダンがいい!」という層がおり(遮音性や操縦安定性においてSUVやミニバンよりも有利なのも確か)、そうした需要に応えるためにも、国産セダンには頑張ってほしいところ。
先日世界初公開された新型クラウンシリーズにも「セダン」がラインアップされることが判明したが、登場は「2023年中」とのことでまだ先。しかも全長5030×全幅1890mm(開発目標値)と、かなりデカい(カムリは全長4885-4910×全幅1840mm)。
つまり、カムリのようなクルマにはもっと頑張っていただきたい。この一部改良で元気を取り戻していただきたいところ。車両本体価格は3,495,000円~4,682,000円(税込み)。
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