元記事に戻る【AT操作の嘘ほんと】クルマがきちんと停まってからRやPに入れないと壊れるのか!?
上り坂の途中で少しだけバックしたい時、セレクターレバーをDにしたまま、ブレーキを離したことはありませんか?
ついつい面倒くさいからといってDレンジに入れたまま、ブレーキを離してバックすると、突然エンジンが止まってしまうことがあります。
セレクターレバーは進行方向に合った正しい位置で使うのが基本。上り坂でセレクターレバーを前進位置(DやDsなど)にしたままブレーキを離して後退したり、下り坂で後退の位置「R」にしたままブレーキを離して前進すると、突然エンジンが止まってしまうことがあります。
エンストすると、ブレーキの効きが非常に悪くなったり、ハンドルが非常に重くなり、思わぬ事故につながるおそれがあります。
そうなったら、通常よりブレーキペダルを強く踏み続けてください。ブレーキペダルから足を離し、再び踏み直すと、ブレーキの効きが悪くなります。
また、ハンドルは、パワーステアリングが働かなくなるため、非常に重くなります。通常よりハンドルを強く操作してください。
やはり、坂道でブレーキを離せばバックできるちょっとした距離でもしっかりとRに入れてバックしましょう。