■代わりの交通機関ができた…ただし!?
さて、全但バス竹野線が休止になり、豊岡〜竹野間の公共交通事情はどう変わったのか。JR山陰本線はほぼそのままで、それほど本数は多くないものの、鉄道を使えば以前と同様に同区間を行き来できる。
一方、自動車を使ったタクシー以外の公共交通機関はといえば、全但バスが竹野線休止と同時に、「21系統 森本線」を新設している。
とはいえこの森本線は、途中まで竹野線とよく似たルートを通るものの、竹野エリアの約10km手前が終点になっており、竹野方面へのアクセスには対応しなくなった。
また、竹野バス停は全但バスのほか、豊岡市営バス「イナカー 竹野海岸線」の通り道でもあった。ところがイナカー 竹野海岸線も全但バスと同時期の2025年9月末で運行を終了している。
となれば、時季に左右されず竹野バス停近くへ向かうには、もう徒歩もしくはタクシーしかないのかと思いきや、昨年10月に「たけの~る」と呼ばれる代替の交通機関が新設されていた。
竹野〜豊岡駅周辺まで運行範囲となっており、運賃は1,000円。原則として前日までの完全予約制で、観光客でも利用できるとのこと。
ただし「たけの〜る」の乗り物としての種類は、どちらかと言えばライドシェア寄りで、車両も一般的な乗用車が使われている。
それもあって「路線バスじゃないとダメ!」な条件を付けた場合、豊岡〜竹野間の移動は物凄く難しくなったと言えそうだ。
【画像ギャラリー】全但バス21系統 竹野線の思い出2025(10枚)画像ギャラリー











