やっぱり外車は運転しにくい!? バス運転士の本音4選

最近の多発する事故については……

 2022年はバスの事故が目立ってしまった残念な年だった。そんな話題に話が行くと、ついつい本音が。

 「事故にもいろいろとありまして、どんな事故もあってはならないことですけどね。ただ運転士にはどうすることもできなかった不可抗力的な事故は別としても、明らかに運転技術の未熟さで起こった事故は我々でもわかりますよ」「例えばどんな事故でしょうか?」

教習と実際の道路では異なる…
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 「峠での横転事故とかありましたよね? あれなんか最たるものではないですかね。車両の特性を知ってか知らずか下り坂をフットブレーキで下ってしまったのはまずかったです」「実際にはどのように操作するのですか?」

 「もちろんエンジンブレーキとリターダを使うのですが、それだけでは乗り心地が悪くなるんですよね。ですから勾配とスピードとギアとの関係を瞬時に判断してずっと低速ギアで降りるのではなく、エンジン回転数を読みながらシフトアップもこまめに駆使して速度と乗り心地を調整します」

 「そのタイミングは車重と道路形状により異なりますので、やはりよく知っておかなければ両立は難しいのかもしれません。貸切車で通ったことのない道だと、乗り心地を犠牲にしてもエンブレとリターダを使い続けて降りるべきだったのかもしれませんね」

香港を走る路線バスはボルボ社のダブルデッカーも!
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 「運転士の未熟さもそうですが、そのコースで未経験の運転士を配置してしまう会社にも問題があります」「しかし、そんなことは会社も百も承知なのではないですか?」

 「そうなんですよ。あくまでも一般論ですが、通常だとそのコースを熟知した運転士を行かせますけど、たまたま前日のお酒が残ってアルコール検知に引っ掛かったとか」

 「また今の時代ですとコロナに感染しないまでも熱があるとか咳が出るとか、そんな理由で急きょ代替運転士を探した結果、未熟な運転士が割り当てられてしまうことはあり得ますよね。さすがにその状態で乗務させる方が問題ですから」

運転士だって聞いてほしい話はある?

 運転士によもやま話を聞いてきたが、あくまでも語ってくれた個人の意見でこれが総意ではないことはお断りしておく。普段は寡黙にハンドルを握り続ける運転士だが、口を開くと意外と多くの話が飛び出してきて時間切れということもあった。

 2022年に聞いてきたものだけでも、まだまだ多くのヲタ話や運転士しか知らない話もあるので、折を見てお届けしたい。

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