困った! 曇った! どうしよう!
最後に、梅雨時期に悩まされるのが内窓の曇りだと思う。これもひと手間加えることで、曇りの悩みはゼロになるのだ。
湿度の高くなる梅雨時期は、車内外の温度差で、フロントガラスが曇りやすくなる。直接的に曇り止めを塗るのも良いのだが、独特のギラギラが気になるという人も多いはず(筆者も気になる人)。そこで、特別なケミカルを使わずに、ガラスが曇りにくくなる方法をお伝えしていこう。
それは、手軽で超簡単な作業の「ガラスを綺麗に拭く」だけだ。窓ガラスが曇る原因の最たるものは「汚れ」だから、汚れの付着が無い状態だと圧倒的にガラスは曇りにくくなる。
施工はいたって簡単。マイクロファイバークロスと消毒用アルコールスプレーを用意して、内窓へアルコールを吹きかけて、マイクロファイバークロスで綺麗にふき取ろう。アルコールは揮発性が高く、水拭きの時のような拭きスジが残らない。
指紋でべたべたの窓ガラスも、アルコール拭きですっきりと綺麗に仕上がる。さらにエアコンフィルターの交換を行っておくとベスト。適切なエアコンの効きは、除湿にも効果的だし、運転中の集中力アップにもつながる。
雨のドライブでも「見える化」を進めていき、安心して運転できるクルマで、梅雨、そして夏を迎えようではないか。

コメント
コメントの使い方内窓を消毒用アルコールで拭くのはお勧めしません。拭きムラが出てしまうので、内窓を拭くのであれば、精製水を使う方が良い。