洗車好きにとって「場所」と「準備」のハードルは意外と高い.そんな常識を覆すギアが登場。カスタムジャパンが新シリーズ「スマートポータブル」を立ち上げ、第1弾として発表したのが“充電式・持ち運び型”の高圧洗浄機。その使い勝手と実力を、クルマ目線で深掘りします。
文:ベストカーWeb編集部/写真:PRTimes
【画像ギャラリー】あなたにとってベストな使い方を!! どこでも持ち運べる高圧洗浄機の万能さが半端じゃない(14枚)画像ギャラリー洗車、アウトドア、災害時にも「1台3役」の頼もしさ
まずこのスマートポータブル01、ただのコンパクト洗浄機じゃありません。最大の特徴は電源も水道も不要な完全コードレス設計。バケツやペットボトルから給水できるうえにバッテリー式なので、どこでも使えるという機動力が最大の魅力です。
出力は最大1.24MPaと通常の家庭用高圧洗浄機よりはやや控えめ。しかしカーシャンプー前の予備洗浄やボディやホイールの泥はね落とし、バイクのチェーン周りの掃除など日常的な用途にはちょうどいい水圧です。充電は約2〜3時間で稼働時間は最大20分と手早く使える設計。
また災害時の生活用水確保やアウトドアギアの汚れ落としにも応用できるという点で、カー用品の枠を超えたポータブルライフギアとしての実力も注目です。
6パターンのノズル切替でクルマにも優しい
グッときたのが6段階調整式のマルチノズル。広範囲をやさしく洗えるシャワーモードから泥汚れに対応するストレートジェットまで切替が可能で、洗車用の水圧コントロールに慣れている人ほど「これは使える!」と感じるはず。
たとえば黄砂の時期にはボディに優しいミスト状でサッと流し、タイヤまわりは勢いのある水流で一気に攻めるといった使い分けが一台で完結。しかも付属のフィルター付きホースが異物の混入を防ぐので、洗車キズの心配も最小限に抑えられます。
トランクに収まる収納バッグ付きで“常備ギア”に最適
本体・ホース・ノズル・電池パックまでが専用の収納バッグに収まるパッケージ設計もポイント。キャンプ道具の横に積んでおいて帰りにバイクを一拭き。あるいは出先の駐車場でボンネットの鳥フンをサッと落とす。これまで「まあ仕方ないか」と諦めていた場面がこれ一台でスマートに解決できるかもしれません。
価格はオープンですが、機能と実用性を考えれば1万〜2万円台でこの使い勝手はかなり魅力的。家に高圧洗浄機がある人でも「セカンド洗浄機」としてトランクに積んでおきたいと思える存在感があります。
これを機に一家に一台いかがだろうか。

















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