新車を購入するにあたり、200万~250万円の購入予算が、全体の3割以上を占め、最も多い価格帯と言われている。ライバルひしめくこの価格帯で、コスパの高いモデルはなにか、探っていこう!
文/ベストカーWeb編集部
写真/ベストカーWeb編集部、ベストカー編集部、トヨタ、スズキ
■ヤリスクロス:おススメグレード=ハイブリッドG、239万4000円
見た目のカッコよさやちょうどいいサイズ感から人気のヤリスクロス。ただ小さく見えるが、全長4180mm、全幅1765mmの3ナンバーサイズとなり、1クラス下のライズに比べ最小回転半径はライズの5mに比べ5.3mとやや大きい。
しかし、いざ乗ってみると非常に乗りやすく、街乗りにピッタリのコンパクトSUVであることがわかる。リアシートはさすがに大柄な大人2人が乗ると狭さを感じるが、女性や子供が乗るなら十分なスペースで、窮屈さはあまり感じない。
250万円以下の予算となると、やはりコスパに優れたグレードはハイブリッドG、239万4000円だろう。最上級グレードのハイブリッドZは260万6000円と予算オーバーになるからだ。
ハイブリッドGの1つ下のグレードはハイブリッドX(228万4000円)があるが、ステアリングがウレタンになり、16インチのアルミホイールがスチールホイール+ホイールキャップに、さらにはディスプレイオーディオが8インチから7インチに、6対4分割可倒式シートはセンターアームレストレスになってしまう。ダッシュボード周りの質感は全グレードややチープさを感じるものの、ハイブリッドGであれば満足できるかもしれない。
ハイブリッドG、Xの安全装備は変わりはないが、やはりコスパを考えるとハイブリッドGがおススメ。もちろん、予算がたっぷりあれば、ハイブリッドZをおススメしたい。ガソリン車についてはほぼ全部入りの最上級グレードZが223万2000円と、充分予算内に収まる。
納期についてはトヨタディーラーに聞いた情報では2022年12月下旬に契約した場合、ガソリン車が10ヵ月~12ヵ月、ハイブリッド車は1年以上となっているが、最新の情報では2024年初頭のマイナーチェンジに向けてまもなく受注停止の動きがあるいうことなので、最寄りのディーラーに確認されたい。
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