バツグンの注目度を誇る新型アルファード/ヴェルファイア。見た目&質感も去ることながら、じつは便利機能も超絶進化。しかもユーザーに寄り添った進化を遂げているのだった。超細かい話しながら、あるボタンのヒミツを大暴露しちゃいます。
文:ベストカーWeb編集部/写真:池之平昌信・ベストカーWeb編集部
■社長さんが乗るのも納得!! 2列目豪華すぎるゼ
アルヴェルといえば、ファミリーのみならず各界の著名人までもが愛用するクルマとなっている。いわば日本が誇るひとつのブランドとなっているのだ。
ご存じの通り、オットマンに読書灯など2列目シートといえば、VIPが愛用するのも納得できちゃうほど。じつは、新型アルファード/ヴェルファイはそれだけじゃない!! 感心しちゃうほどのリサーチ力から生まれているのだった。今回はマニアックすぎるお話を。
■開閉スイッチが車内に2つ!? エグゼクティブラウンジの謎
アルファード/ヴェルファイアといえばパワースライドドアが当たり前の装備となっているのはご存じの通り。
この操作は外から開閉する場合はリモコンキー、あるいはドアハンドルのスイッチを押せば完結するが、車内からの操作ももちろん可能。この車内からの開閉操作にヒミツがあるのだ。
これまでのモデルは運転席&助手席間の天井に操作パネルが設置されていた。これはアルヴェルに限らず今は亡きエスティマなども同様で、トヨタのミニバンほとんどがこの位置に設置されており、いわば定番の場所である。
ところが新型アルファード/ヴェルファイアの最上級グレード「エグゼクティブラウンジ」はいつもの場所に加えて、運転席右側(エアコン吹き出し口周辺)にも設置されることとなった。これ不思議じゃないですか!? というワケでその真相を開発陣に直撃してみた。
■マジで脱帽!! 便利&迷惑防止のためとはさすがすぎるっ
すると「エグゼクティブラウンジオーナーの多くが法人。となると運転手さんがお偉方をホテルなどに送迎するというケースが多く、既存の天井にボタンがあるとベルボーイが呼ばれたと勘違いしてしまうという事案が相当数寄せられていた」という。
簡単にいえば、スライドドアを開閉する際に天井のボタンを操作する必要があり、外から見れば運転手さんが手を挙げているように見えてしまう。それによってベルボーイに迷惑がかかってしまうというワケ。
そこで新型アルファード/ヴェルファイアの最上級グレードは、そんな誤解を防ぐべく、運転席右側にも開閉スイッチを付けたというのだ。
我々庶民からすれば「そんなこともあり得るだろうな」程度の内容だが、それをしっかりと落とし込むあたりが、さすがトヨタ!! といったところ。
この新型アルファード/ヴェルファイアはユーザーの声をしっかりと調査して開発されているのだ。これからディーラーで実車を見る際は、この話を思い出しながら隅々チェックを!!
【画像ギャラリー】新型アルヴェルはユーザーの心掴み!! 工夫がスゴすぎる内装がコレ(7枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方タイトルでつられて読んだけど、そんなに感心するほどの事は無かった。。。
スイッチいくつ有ろうがドアは一つ
パワスラ車って大体運転席右側に開閉スイッチあるよな。
今では化石のような10系アルファードもね。