まるでスポーツカーのような見た目をした新型プリウス。最廉価グレードXでも大幅なデザイン変更はなく見た目だけで選ぶならこれもアリ!! しかも価格はなんと300万円を切る。新型プリウスXグレードのお買い得度に迫る。
※本稿は2023年5月のものです
文/渡辺陽一郎、写真/TOYOTA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年6月10日号
■300万円以下で新型プリウスが買える!?
プリウスの1.8Lには、法人やレンタカー向けのX(275万円)と、定額制リースのKINTO専用車になるU(299万円)がある。
後者は購入できないグレードだから、1.8LのXと2LのG(320万円)を比べる。Gにはディスプレイオーディオや19インチアルミホイールなど41万円相当の装備が加わる。
■アンダー300は魅力だが性能差を考えると割高
GとXの価格差は45万円だから、2Lの正味価格は、価格差の45万円から装備換算額の41万円を引いた4万円だ。
2Lエンジンは筒内噴射とポート噴射を併せ持ち、システム最高出力も1.8Lの140psを大幅に超える196psだ。したがって2Lが買い得で1.8Lは割高になる。
●トヨタ プリウス(U)車両諸元
・全長:4600mm
・全幅:1780mm
・全高:1420mm
・ホイールベース:2750mm
・エンジン:直4、1797cc
・最高出力/最大トルク:98ps/14.5kgm
・モーター出力/トルク:95ps/18.9kgm
・WLTCモード燃費:32.6km/L
・価格:299万円
・満足度:★★☆☆☆
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