スズキ ソリオといえばプチバン市場を開拓した立役者。今やルーミー/トール兄弟に台数で負けてしまっているが、ソリオのこだわりってマジで感動モノなんです!! 全幅に隠されたヒミツを一挙に。
文:ベストカーWeb編集部/写真:スズキ
■スライドドアの採用が大きかった
ソリオはもともと爆裂ヒットを飛ばした初代ワゴンRの普通車版としてデビュー。決してベストセラーとは言えない結果だったものの、当時のワゴンR人気に後押しされてそこそこの記録をマーク。
大きく変わったのが2010年にデビューした2代目で、初めてスライドドアを採用。ここからスズキを支える人気モデルとなったのだ。
2代目の全幅は1620mm、3代目は1625mm、そして現行モデルは少々大きくなったものの1645mmとライバル勢に比べて少しコンパクトサイズなのだ。
いわゆる5ナンバー車の多くは全幅1695mmというのが基本。それは限られたサイズ内(5ナンバー車は全幅1700mm以下)で少しでも大きくし立派に。かつカッコよく見せるためというのが多い。
■使いやすさが一番よ
だが、ソリオは先述のように微妙に小さくしているのだ。スズキの開発陣に聞けば「狭い道ですれ違っても難なく走り抜けられるように」というのが最大の理由。そう、格好よりも使い勝手や安全性を重視しているのだ。
とはいえ、2代目以降のソリオはデザインもかなり攻めている。とくに現行モデルはカスタムはもとよりノーマルモデルだってかなりのイケメン!! こだわりのサイズをキープしながら見た目もかなり頑張っているのだ。
現行モデルは2020年デビューのため今年で4年目を迎える。フルモデルチェンジまでもう少し時間を要しそうだが、それでも十二分に戦える実力の持ち主。がんばれソリオ!!!!
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