MAXTREKタイヤに続いて小川直也が登場!今回はRADAR(レーダー)のRENEGADE(レネゲイド) R/T+をハイエースのキャンピング仕様に装着してインプレッション。ハイエースをオンとオフで自在に操った結果、その印象はいかに?
文/小川直也、写真/西尾タクト、オートウェイ
ジムニーに装着して楽しんだマックストレックのエクストリームR/Tに続いての連戦
今回試乗するのはレーダーのレネゲイドR/T+。ハイエースに装着して、海開きで賑わう大磯の海岸に向かった。なぜ俺が呼ばれたかと言えば、ハイエースオーナーだから。
神奈川県の茅ケ崎で小川道場を開いているが、子どもたちの遠征や送迎に活躍するのが道場所有のハイエース・コミューターだ。現行モデルは最高14人乗りだが、初期型には15人乗りがあって、2006年モデルと古いが自慢の耐久性のよさで元気に走ってくれている。ハイエースのことなら任せろ!ということで勇んでの試乗となった。
最初に言っておきたいのは、ハイエースやキャラバン、プロボックスなどの商用車はLT(ライトトラック)と呼ばれるタイヤが一般的に装着されていること。LTは耐荷重やロングライフといった性能を持つ反面、乗り心地やコーナーリング性能が若干落ちるという特徴がある。
RADAR RENEGADE R/T+は、ハイエースはもちろんランドクルーザーなど本格SUVにも対応
RADAR(レーダー)はシンガポール生まれのグローバルブランドで2006年に発売を開始し、現在では世界50カ国以上で販売されている。環境に配慮したオイルを原材料として使い、世界で初めてタイヤブランドとして「カーボンニュートラル承認」を取得したブランドでもある。
今回のレーダー・レネゲイドR/T+はハイエースやキャラバンはもちろんだが、ランドクルーザーや輸入モデルとなるがトヨタのタンドラなどフルサイズピックアップにも装着できる。
今回のレーダー・レネゲイドR/T+はいかついトレッドパターンが特徴のR/T(ラギッド・テレーン)でしかもLTだ。ハイエースの純正タイヤと同じLT規格、サイズも同じなので、そのまま車検を受けられるメリットがある。また荷物をたくさん載せる場合や、キャンピングカー仕様に架装する場合はやっぱりLTが安心だ。
※R/T(ラギッド・テレーン)は「でこぼこした路面」や「起伏のある地形」に対して特化した性能を持つことを意味します。
R/Tはマッドテレーンとオールテレーンの特長を兼ね備え、いかつい外観も欲しいし、乗り心地や燃費性能も欲しいという欲張りなユーザー向けだが、これがL/Tとなるとどうなるか? ハイエースオーナーは気になるぜ。
そのインプレッションにいく前にレーダー・レネゲイドR/T+は見た目もカッコよくないか 逞しいトレッド面はいかにも泥や石に強そうだし、左右でサイドウォールのデザインが違うところが気に入った。
ドクロと短剣、それぞれをモチーフにしたデザインは、ドレスアップに上等じゃないか!?このワイルドな面構えとユニークなワンポイントがマッチした雰囲気はなんともクール。純正の195/80R15サイズが1本1万3080円(取材時)というコスパにも大拍手。
クールと言えば今回装着したランドフットSWZの鉄チン風アルミホイールがかっこよかった。ワイルドなタイヤにはスパルタンなホイールがよく似合うということで、オリーブドラブの渋いカラーもぴったり。レーダー・レネゲイドR/T+とランドフットSWZの奇跡の組み合わせが4本セット組み込み賃込みで12万2720円(取材時)と超リーズナブル。車高を変更したり、バンパーを替えたりといった凝ったカスタムをしなくても愛車の印象はガラリと変わるはずだ。
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