2/エンジンの真下
液体の漏れで、もう一つ注意しなければならない場所がある。それはエンジンの真下。
「ねば~」とした琥珀色の油分だったらエンジンオイル、もしくはミッションオイルが漏れている可能性大で、ただちに油量のチェックを行う必要がある。
しかし、色付きの水がその近辺に漏れていたときは冷却水だ。冷却水はエンジン本体内を循環しているからで、軽傷の場合、漏れ位置周辺はエンジンの熱ですぐに乾いてしまうため、白い漏れ跡が残ってないかを捜してみるとよい。
3/タイヤの裏側近辺
前後に限らずタイヤ裏に液体漏れを発見したら要注意! サラッとした透明ながら水とは明らかに異なる液体だったら「ブレーキフルード」が漏れている疑いがある。
そして、もしもブレーキペダルの踏み心地がフワフワと感じるようなら、かなり危険な状態。ただちにプロに点検を依頼したい。
4/センターコンソール付近
エンジンが縦置きされているFRや4WDのセンターコンソール付近の下面にオイルが漏れた跡が残っていたら、「ミッション」からのオイル漏れの可能性大。念のためプロに点検を依頼したい。
5/リアの左右タイヤの中央
FRや4WDのリアで、左/右タイヤの中間付近だったらデフレンシャルギヤからのオイル漏れが考えられる。
6/マフラー末端
クルマが正常な状態で、水が排出される箇所はまだある。それはマフラーで、冬場の朝一番にアイドリングさせているときや走り出しに吐く白い煙は「水蒸気」。
エンジンは完全燃焼すると水がでるからで、バイブ端からはポタポタと水滴も落ちるが、これは放っておいても何ら問題ない。水蒸気が出るということは調子がいいことの証しでもあるからだ。
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