日本を代表するオフローダー、ランドクルーザーの新型への切り替えが近づいています。当編集部に入っている情報を整理すると、デビューは2020年秋頃。運が良ければ2019年秋開催の東京モーターショーにコンセプトカーとして登場する可能性もあります。
今回の記事では新情報として新型ランクルおよび同時に開発されている姉妹車レクサスLXのデザイン紹介と、現在入っているこの2モデルの情報を整理してお届けします。
文:ベストカー編集部
ベストカー2019年2月10日号「2020年に登場する大物たち」
■3.5Lツインターボとハイブリッドで開発中
2020年にフルモデルチェンジが計画されているランドクルーザーは昨年フルモデルチェンジされたベンツGクラスのように、キープコンセプトながら、中身は一新、大進化というモデルチェンジとなる。
堅牢なラダーフレーム構造は踏襲するものの、このフレームは完全新設計となり、軽量化と同時に衝突安全性も格段に進化する。もちろん世界のラフロードで定評のあるタフさと高い走破性はよりいっそうの磨きがかけられるのは言うまでもない。
パワートレーンでは、V8ガソリンエンジンは廃止され、国内仕様にはレクサスLSに搭載されるV6、3.5Lツインターボ+10速ATが搭載されることとなる。さらにこのパワーユニットにマルチステージハイブリッドを組み合わせたターボハイブリッドの計画もあるという。
予防安全システムは当然ながら、最新バージョンのトヨタセーフティセンスが搭載される。
現在でもレクサスLSやクラウンなどでは夜間歩行者検知機能があるが、さらに検知レベルを高めた精度の高いシステムとなり、操舵を組み合わせた対歩行者事故回避システムも採用される。
このランクル300と同時並行して開発が進められるのがレクサスLXだ。
現行型ではランクル200をベースにレクサスLXが仕上げられているが、次期型では開発当初からプラットフォームなどのリソースの共用化を図りながらも、レクサスブランドとしての独自性を感じさせる内外装を徹底することで差別化。明らかに「別のクルマ」となるというので楽しみだ。
現行型のランドクルーザー200は2007年9月の発売。12年をへて、ついに新型が登場する。
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