1991年のル・マン24時間耐久レースでの初優勝を飾ったマツダ787B、その足元を固めたRAYSは、世界最高峰のレースに継続的に参戦してきた。常に「リアルな現場」に身を置くことで、自らのホイール技術と最新のスポーツ理論を磨いてきた。レース活動で培った技術を、すべてのRAYSホイールユーザーに最大限の安心と最高の満足を提供したい。という想いを込めて、メイドインジャパンだけでなく、自社一貫生産体制にこだわっている。
文/写真:萩原文博
■出来たてほやほやの新技術と新作ホイール
2025年1月10~12日に開催された東京オートサロン(幕張メッセ)のRAYSブースには、注目度の高いモデルが勢揃い。そのなかで最も注目なのがメルセデス・ベンツG580 with EQ テクノロジーに装着されたアルミホイールだ。
完成したのがオートサロン開幕直前でできたてほやほやの23インチのアルミホイールは、「TE37GC FOGED」という1ピースの鍛造ホイール。「A・S・T・(アドバンスド・サーフェス・テクノロジー)」という新技術を採用し、研磨した三次元曲線の輝きのまま、シャープなマシニング加工による円時間を融合させた新技術だ。
この技術により、通常のバフフィニッシュとは異なり、光を受けたときのくすみのない透明感のある美しい鏡面のクリスタルバフと、鏡面とは異なったマシニング部との素材感、という2つの輝きがコントラストを与え、他にはない存在感を表現している。
車両重量3トンを超える超ヘビー級のベンツG580 with EQ テクノロジーの足元を引き締めるだけでなく、その重量をしっかりと支える高い性能も魅力だ。重量の重いBEVやPHEVにとって強い味方となるのは間違いない。
人気の高いランドクルーザー250には、オフロードホイールの王道と言える「レンコンホイール」を取り入れたデイトナD9を装着。タイヤの存在感に負けないハードオフローダーホイールに仕上がっている。
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