【画像ギャラリー】WRCを席捲した栄光のセリカGT-FOURのWRCマシンをチェック!

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1989年のラリーオーストラリアでST165セリカGT-FOUR操るユハ・カンクネンが初優勝

 1988年5月のツール・ド・コルスで初陣を飾ったST165型セリカ GT-FOUR グループAラリーカーは、デビューから1年ほどはさまざまなトラブルで思うような成績が挙げられなかったが1989年9月のラリー・オーストラリアではユハ・カンクネンが初優勝。

 そして1990年には一気に5勝をマークし、そのうち4勝を挙げたカルロス・サインツがシリーズチャンピオンに輝く。サインツ自身の初のWRCタイトル、トヨタにとっても日本車メーカーにとっても初のWRCタイトルだった。 

 1992年に入ると、トヨタは2代目のセリカ GT-FOURであるST185型のグループAラリーカーをデビューさせた。

 市販型では空冷式インタークーラーとセラミック製ターボチャージャーを採用していたが、ラリー競技には不向きなため、水冷式インタークーラーと金属製ターボを装着した限定モデル「セリカ GT-FOUR RC」(海外名は「セリカ GT-FOUR カルロス・サインツ リミテッドエディション」)を5000台限定で販売。この限定モデルでFIAのホモロゲーションを取得し、そのグループAラリーカーを成立させた。

 1992年1月のラリー・モンテカルロでデビューしたST185型セリカ GT-FOURは、同年4月、サインツがサファリラリーで初優勝を達成。

 その後ラリー・オブ・ニュージーランド、ラリー・カタルニア、RACラリーを制覇。サインツが三つ巴のドライバーズタイトル争いを制して2度目のWRCチャンピオンに輝いた。

セリカGT-FOUR(ST185)/1992年にサインツ、1993年にカンクネンがチャンピオン、マニュファクチャラーズタイトルも獲得
1992年、ツール・ド・コルスで疾走するST185型セリカ GT-FOUR
セリカGT-FOUR(ST205)/1994年にオリオールがチャンピオンを獲得

 1994年、ST205型セリカ GT-FOURのグループAラリーカーがラリー・オーストラリアでデビュー。そして1994年WRC4戦にワークスマシン、ST185セリカGT-FOURで参戦した藤本吉郎選手が、1995年4月、日本人初のサファリ・ラリー総合優勝を成し遂げた。

 1995年のWRCは8戦のみで行われたシーズンだったが、トヨタはST205型セリカ GT-FOUR グループAラリーカーを参戦させ、同年5月のツール・ド・コルスでオリオールが優勝を飾った。

 しかし、同年10月のラリー・カタルニアでの車両検査においてTTEのリストリクター技術規定違反が見つかり、FIAは同年のトヨタのすべての獲得ポイントの剥奪と1年間のWRC出場禁止を決定。これでセリカのWRC参戦は最後となり、カローラWRCでの参戦を待つことになる。

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