スターレットといえば、トヨタを代表するコンパクトカーだったが、1999年7月に5代26年の歴史に幕を閉じた。そのスターレットが復活するというのだ。はたしてどんなクルマになるのか? ヤリスとの立ち位置はどうなるのか?
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、トヨタ、ベストカー編集部(予想CGイラスト)
【画像ギャラリー】27年ぶりに復活する新型スターレットの写真をズームして見て!(4枚)画像ギャラリー■27年ぶりに復活するスターレット!
スターレットといえば、トヨタのベーシックなコンパクトカーとして、懐かしく思っている人も多いハズ。そのスターレットが実に27年ぶりに復活しそうだ。
現在、トヨタのコンパクトカーは、ヤリスとパッソ(トヨタ)/ブーン(ダイハツ)があるが、スターレットは、パッソ/ブーンの後継車となる。
そのパッソ/ブーンは2023年9月に生産を終了。本来ならとっくに次期モデルが登場しているはずだが、ダイハツの認証問題により開発をイチからやり直ししているという。
一連の不祥事を受け、親会社であるトヨタはダイハツについて「国内では軽自動車に軸を置いた会社と定める」としており、次期パッソ/ブーンはトヨタ主導で開発が進められている。
そのパッソ/ブーン後継車に「スターレット」の名が冠される可能性が高いという。関係者によればスターレットはあくまでも社内呼称とのことらしいが、27年ぶりのビッグネーム復活の期待大だ。
【画像ギャラリー】27年ぶりに復活する新型スターレットの写真をズームして見て!(4枚)画像ギャラリー■ヤリスとの棲み分けはどうなる?
ボディサイズはパッソとほぼ同じ全長3680×全幅1665×全高1525mm程度で登場すると予想。ヤリスは全長3950×全幅1695×全高1495mmだからひと回り小さい使い勝手のいいサイズ感だ。
スターレットは全幅は低いが全高が高くユーティリティに優れているので後席を重視するならスターレットに分があるだろう。
パワーユニットは従来の1L、NAエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド、ダイハツのeスマートハイブリットがメインになると考えられる。廉価版には1L、直3NAエンジンも設定されることになるだろう。
復活スターレットの発売は2026年のデビューが濃厚。予想価格は1L、NAモデルが120万円から、同ハイブリッドモデルが180万円程度になると予想。
そして注目の競技車両ベースマシン、ブーンX4の再来!?「GRスターレット」は別項で紹介するのでお楽しみに!
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コメント
コメントの使い方WRCでのGRヤリスの活躍を見るに、海外で売上を伸ばしたいヤリスを3ナンバーサイズに拡大させたい思惑がありそう。かつてのセリカやカムリやカローラがそうだった。そこで、国内の5ナンバーじゃなきゃ困る勢力に向けて、高齢者の認知度抜群のスターレット復活ってシナリオを想像する。
ヴィッツがヤリスになって、昔のターセル・コルサみたいな形になっているからなw
それより小さいクラスにスターレットが復活しても良いでしょうw
無い物ねだりなのは分かっているが、サイズ感はなるべく昔のスターレットに近く、できれば全高は1500mm(スイフトスポーツ)より低く、日本車では絶滅しつつある3ドアハッチで出ないですかねぇ。不便かもしれないけど3ドアは今見るとカッコイイんですけどね。