1994年に登場した日産 ラシーン。4WDではあるが悪路走破を想定したものではなく、市街地での走りとサファリ風のデザインを楽しむクルマだった。Be-1やパオなどパイクカーの流れを汲み人気者だったラシーンの魅力を振り返ってみる。
※本稿は2025年1月のものです
文:フォッケウルフ/写真:日産
初出:『ベストカー』2025年2月10日号
日産 ラシーン(1994~2000年)
「都市生活と自然にやさしく調和する4WDプライベートビークル」をコンセプトに掲げたシティオフローダー。シンプルで自然な直線基調のデザインを採用し、扱いやすいサイズ、快適で機能的な室内空間などを特徴としていた。
車名は、未知なる旅の“水先案内役”をイメージした羅針盤からの造語で、大ヒットした日産のパイクカーの流れを汲んだタイムレスなスタイリングも相まって、既存の4WD車とは一線を画す新感覚のクルマとして存在感を示していた。
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