なんで売らないのよ? 日本に導入してほしい超魅力的なトヨタ車3選

なんで売らないのよ? 日本に導入してほしい超魅力的なトヨタ車3選

 海外では、日本未導入の魅力的なトヨタ車が次々に登場している。いずれもデザイン、性能、価格、装備といったあらゆる面で注目に値するモデルばかりであり、「なぜこれを日本で売らないのか」と疑問を抱かずにはいられない。今回はその中でも、日本導入を熱望する3台を紹介しよう!

文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ

※一部生成AIにて原稿を処理をしています

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C-HR:北米でデビューしたBEVが激カッコイイ!

北米でデビューしたトヨタC-HR。欧州モデルとは別のBEV版だ
北米でデビューしたトヨタC-HR。欧州モデルとは別のBEV版だ

 欧州で「C-HR+」として公開されたクルマは、2026年にアメリカで「C-HR BEV」として発売予定。トヨタの電動化戦略における新たな切り札といえるモデルである。クーペ風の流麗なフォルムに、最高出力338馬力、0-100km/h加速約5秒というパフォーマンスを備え、全車AWD仕様となっている。

 航続距離は最大約467km(290マイル)。充電面ではNACS対応のDC急速充電が可能で、10〜80%の充電を約30分で完了できる。車両には74.7kWhのリチウムイオン電池を搭載し、回生ブレーキは4段階調整可能。走りの質にもこだわり、e-TNGA専用プラットフォームを採用。低重心設計とチューニングされた足回りが、キビキビとしたドライブフィールを実現している。

 内装も最先端そのもので、14インチの大型タッチスクリーンをはじめ、フルデジタルメーター、デュアルワイヤレス充電器、カスタマイズ可能な室内照明など、快適性と機能性が高次元で融合している。リアシートを倒せば最大25.4立方フィート(約718L)の荷室が広がり、ユーティリティ性も十分だ。

 スタイル、走り、電動性能、どれを取ってもハイレベルなこのC-HR BEV。日本未導入なのがもったいない一台である。

bZ3X:中国でも大ヒット中の価格破壊EV

広汽トヨタのbZ3X。日本車の不振が続く中国で大ヒット中
広汽トヨタのbZ3X。日本車の不振が続く中国で大ヒット中

 中国市場専用に開発されたbZ3Xは、トヨタが“真っ向勝負”で中国EVメーカーに挑んだ結果生まれた意欲作である。全長4600mmというミドルサイズSUVでありながら、価格は約200〜320万円。これはBYDを含む競合と比べても圧倒的なコストパフォーマンスを誇る。

 電池は58.37kWhまたは67.92kWhの2タイプで、航続距離は最大610km。バッテリーには中国で主流のLFP(リン酸鉄リチウム)を採用しており、安全性と価格面で有利な構成となっている。

 驚くべきはADAS(先進運転支援システム)の内容だ。ライダー1基、CCDカメラ11基、ミリ波レーダー3基、ソナー12基と、まさに“センサーフル装備”の状態で、広範囲なハンズフリー運転(実質)が可能。この装備を16万元(約320万円)の車両で実現しているという事実は、世界的に見ても突出している。

 内外装の質感も申し分なく、リアシート用のテーブルなども高級車並みにしっかりと作り込まれている。月販5000台の計画を大きく上回り、すでに1万台ペースで売れているという実績も信頼に足るものだ。

 これほどのクルマをこの価格で作り上げたトヨタ。日本市場への導入が待ち望まれるのは当然である。

カムリ:豪州向け右ハンドルをぜひ!

トヨタ カムリ北米仕様。ハンマーヘッド顔が実にカッコイイ!
トヨタ カムリ北米仕様。ハンマーヘッド顔が実にカッコイイ!

 2025年モデルの新型カムリは、北米やオーストラリア向けに発表されたものだが、その完成度の高さに驚かされる。フロントマスクにはプリウスやクラウンと共通するハンマーヘッドデザインを採用。メッシュグリルとの組み合わせで、迫力ある顔つきに仕上がっている。

 エクステリアは4ドアクーペ的な流麗なシルエットを持ち、リアウインドウのライン処理にも工夫が凝らされている。内装はクラウンシリーズを彷彿とさせる上質な造りで、洗練された印象を与える。

 パワートレーンは2.5L直列4気筒ハイブリッドに一本化。V6は廃止されたものの、FFモデルで225ps、AWDモデルで232psという十分なパワーを確保している。燃費とパフォーマンスのバランスにも優れ、街乗りからロングドライブまで快適にこなす一台に仕上がっている。

 オーストラリア向けの右ハンドル仕様は日本の堤工場で生産されているとの情報もあることから、輸入のハードルは決して高くないはず。セダンが絶滅しつつある今だからこそ、このような魅力的なモデルを日本でも復活させる価値は大いにあるといえる。

 C-HR BEV、bZ3X、そして新型カムリ。いずれもトヨタが世界市場で本気で勝負を挑んでいるモデルであり、その魅力は計り知れない。これらのクルマが日本で走る日を待ち望む声は少なくない。トヨタが築き上げた信頼と技術力を、日本のユーザーも享受できるよう、早期の国内導入を強く望みたいところである。

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