クルマ好きなら一発でわかるけれど、「ちょっと詳しい」くらいではパッと車名が浮かばないというクルマも多いはず。それでも一台一台には作り手と売り手と買い手の思いが詰まっています。
さまざまな思い出が詰まったクルマに、もう一度スポットライトが当たることを願ってお送りする本企画。車名がわかった方、ぜひSNSで思い出とともに高らかに「いいクルマだった!」とシェアしていただければ幸いです。
文/ベストカーWeb編集部
写真/ホンダ
難易度/★★★☆☆
【写真ギャラリーで車名を当てろ】何台わかる? 往年の名車、珍車に光を当てよ!!
■正解はこちら!
●正解:ホンダ・エディックス(2004-2009)

エディックスは「2列シート6人乗り」の画期的なパッケージングを採用したコンパクトミニバン。3by2(3人-3人)のシート配置で、全幅は1795mmと全長4.3m級のクルマにしてはワイドなボディを採用しています。
前列と後列の真ん中にあるシートはともに前後スライドが可能。後席を折りたたむと、タイヤサイズ小さめのマウンテンバイクが3台積載できる、最大1049Lの広大なスペースが生まれます。エンジンの排気量は前期型が1.7L〜2L、後期型が2L〜2.4L。
エンジンの排気量がやや大きく、税金面で不利だったこともそうですが、独特なパッケージングが日本では受け入れられず、1代限りで販売を終了。スライドドア付きのミニバンが市場を席巻するこの国ではもう作れないであろう稀有な珍名車のひとつです。
ちなみに、日本だけでなくヨーロッパにも展開され、「FR-V」の車名で販売されていました。
コメント
コメントの使い方何度か登場する車がある一方自分が乗っていた車がほとんど紹介されていないのは少し寂しい感じです
この企画の記事では、何度か登場するクルマは無く、一度しか登場しないと思います