2026年4月1日から自転車に青切符制が導入される。自転車の交通ルールを各自おさらいしておいていただきたい所だが、ここでは重要なルールのひとつを再確認しておこう。自転車が歩行者信号に従って走る行為は違反になるのか!?
※本稿は2026年1月のものです
文:永岡孝裕(弁護士)/写真:ベストカー編集部、AdobeStock(トップ画像=koumaru@AdobeStock)
初出:『ベストカー』2026年2月26日号
自転車は法律上「車両」である
2026年4月1日から自転車に青切符制が導入され、取り締まりも強化される。今まで普通にやっていたことが違反になる?
車道の信号は赤、でも歩行者信号は青という場合に、自転車で歩行者信号に従って渡っていませんか? 実はこれは、多くの場合で信号無視になります。
自転車は法律上「車両」なので、原則として車両用信号に従う義務があります。歩行者信号に従えるのは、「歩行者・自転車専用」の標識がある場合か、歩道を徐行して走っている時だけです。車道を走ってきたのに、交差点だけ都合よく歩行者信号で渡るのは違反です。
もしこの状態で右折車などと衝突すれば、あなたは赤信号無視とみなされます。これは、過失割合で圧倒的に不利になります。本来ならクルマが悪いはずの事故でも、自転車側の過失が大幅に加算され、怪我をしたうえに相手の車の修理費まで払うという、踏んだり蹴ったりの結末になりかねません。
さらに2026年4月1日からは自転車にも青切符制度が導入され、こうした信号無視には5000~6000円の反則金が科されるようになります。
自転車は歩行者ではなく、タイヤのついた「車」です。車道を走るならクルマのルールを守る。それが法的に身を守る一番の手段です。
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