決算期となる3月は、クルマの購入や買い替えを検討する絶好のタイミングです。しかしながら、昨今は新車価格の上昇が続いており、人気モデルは総額400万円超えも珍しくありません。
そこで注目したいのが、年式の新しい中古車です。新車では手が届きにくい人気モデルも、200万円台で十分に射程圏に入ります。走行性能、実用性、そして将来のリセールバリューまでを総合的に考慮し、「満足度の高い5台」を厳選しました。
文:吉川賢一/写真:TOYOTA、SUZUKI
【画像ギャラリー】予算200万円台で買える、満足度が高くてリセールも期待できる「神」中古車たち(20枚)画像ギャラリーハリアー(現行型)――上級SUVを現実的な価格で
まずご紹介したいのは、ミドルクラスSUVのトヨタ「ハリアー」です。2020年6月に登場した現行型は、流麗なクーペフォルムを思わせるスタイリングが特徴で、高い人気を維持しているトヨタの主力SUVです。新車では500万円級に達する上級SUVですが、2020〜2022年登録車のガソリンSやハイブリッドSであれば、走行距離5万km以下の個体を200万円台で狙うことが可能です。
ハリアーの質感の高い内装や静粛性は、同価格帯のSUVの中でも水準が高く、足まわりのしなやかさも相まって落ち着いた乗り味を実現しています。中古とはいえ、所有満足度は十分に高いでしょう。国内外で人気が高く、中古市場でも需要が安定しているため、リセールバリューも期待しやすい存在です。距離はできれば5万km以内を選び、将来の売却も見据えたいところです。
ノア/ヴォクシー(ガソリン)――家族用途の間違いない選択
トヨタのミドルクラスミニバン「ノア」と「ヴォクシー」も狙い目のモデルです。2022年1月に登場した現行型でも、2024年以前のガソリンXやGならば、走行距離5万km以下の個体を200万円台で見つけることができます。完成度の高い先代後期型の特別車「W×B III」を狙うという選択もありでしょう。
ノア/ヴォクシーがもつ両側スライドドアと広い室内空間は、子育て世代にとって大きな安心材料。シートアレンジの自由度も高く、送迎やレジャーなど日常のあらゆる場面で使い勝手のよさを実感できます。ミニバン市場は中古でも需要が厚く、特にこのノア/ヴォクシーなどの人気車種は価格が大きく崩れにくい傾向にあります。実用性とリセールの安定感を両立できる一台です。
カローラクロス ハイブリッド――総合力で選ぶなら本命
ハイブリッドモデルなら、トヨタ「カローラクロス」がおすすめです。日本では2021年9月に登場したカローラクロスですが、2021〜2024年登録のハイブリッドZグレードを中心に、走行5万km以内の個体を200万円台で狙うことができます。
カローラクロスハイブリッドは、扱いやすいサイズと十分な室内空間、低燃費を両立したバランス型SUV。中でも上級グレードのハイブリッドZは、装備面での満足度も高いのが魅力です。街中では取り回しが良く、高速道路では直進安定性に優れ、長距離移動も快適です。ハイブリッドによる優れた燃費性能は、日常の維持費を確実に抑えてくれます。
ハイブリッドSUVというカテゴリーは国内外で需要が高く、中古市場でも安定しています。突出した個性はないものの、走り、実用性、燃費、そしてリセールのすべてが高水準でまとまるのが強み。総合力で選ぶなら、まず検討したいモデルです。























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