いよいよやってくる、ジメジメ&ザーザーの梅雨シーズン。クルマにとっても運転するドライバーにとっても、視界不良との戦いが本格化する。そこで重要なのが、ワイパーのメンテナンスだ! 梅雨を安全・快適に乗り切るためのチェックポイントをまとめてお届けしよう。
文:ベストカーWeb編集部/写真:Adobestock(トビラ写真=jittawit.21@Adobestock)
※記事制作に一部AIを使用しています。
【画像ギャラリー】まずはワイパーを濡らしたティッシュで拭いてみて!(4枚)画像ギャラリー視界不良の元凶は「古くなったワイパーゴム」だった!
雨が降っても「ちゃんとワイパー動いてるし大丈夫」なんて思ってない? 実は、ワイパーゴムの寿命は意外と短い。目安は半年〜1年程度。特に紫外線や熱、汚れにさらされて劣化が進みやすいのだ。
ゴムのヒビ割れ、端のめくれ、拭きムラ、ビビリ音——このあたりに心当たりがある人は即チェック。見た目が問題なくても、いざという時に役立たなければ意味がない。撥水ガラス対応の専用ブレードや静音ワイパーなど、いまどきの製品は性能も種類も豊富。早めの交換で視界スッキリ、運転も安心だ。
さらに、JASPA(日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会)も「梅雨前のワイパー点検・交換」を公式に呼びかけている。プロの声には謙虚に耳を傾けたい!
ガラスの撥水と内窓ケアで梅雨を乗り切れ!
実は、視界を悪くしているのはワイパーだけじゃない。雨天時のフロントガラスの油膜や、内窓のくもりも大きな要因。特に内窓は皮脂やタバコのヤニが付着しやすく、放置しておくと曇りやすくなる。
対策としては、内窓専用クリーナーやアルコール入りのウェットクロスで定期的に拭くのが効果的。視界が一気にクリアになるから、一度試すとやみつきになるはず。
また、ガラスの撥水コートを施工しておくと、水滴が玉になって弾けてくれるのでワイパーの動きもラクになり、摩耗も軽減される。併せてドアミラーやリアガラスにも施せば、オールラウンドで安心だ。
雨の日の事故率は晴天時の4倍と言われている。たかがワイパー、されどワイパー。視界不良が命取りになる前に、ぜひ一度、愛車のフロントまわりをじっくり見直してみてほしい!






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