いくつかの記事に分け、カーマニアを絶滅に至らしめる数々の要因について仮説を唱えてきたが、ここで挙げる仮説が一番リアリティがあり、かつ精神的ダメージが大きい。すなわち、カーマニアは高齢化で絶滅の道を歩むというものだ……。
※本稿は2025年4月のものです
文:清水草一/写真:トヨタ、日産、ホンダ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年5月26日号
リアリティがありすぎてイヤ(泣)
2036年。スーパーカーブーム(1976年)から60年を経て、スーパーカーブーマーは全員60代以上になった。
彼ら(我々)はバブル世代でもあり、クルマ熱狂時代を最も体験している。その世代が全員、高齢者となった今、カーマニアは激減期を迎えた。カーマニア最後の日は、刻一刻と近付いているのだ……。
●実現可能性
確かにそのとおりだが、若い世代の間で、いつクルマブームが再燃するかわからない。かつて鉄道オタクは「ネクラ」とバカにされ、隠れるように生息していたが、現在はメジャー。同じように、カーマニアが再びメジャーになる可能性だってある!











コメント
コメントの使い方「若者の多趣味化」が真相なのでは。また今の男性は、モテる事すら一番じゃなく、人生で占める割合も昔とは比較にならないほど低くなってるうえ、
昔はモテるためにある程度必要だった、良い仕事してて良い車がある事や、運転技術があるという事が、今は重視されなくなりました。
逆に女性の場合は、良い車に乗ってるだけでモテる時代になってるので、若い女性が車に掛ける金額は、実は昔より遥かに増えてます。