アメリカ大統領にトランプ氏が返り咲いてから、アメ車をめぐってクルマ好き界隈でもさまざまな意見が飛び交っている。その中で多くを占めるのが、「そもそもアメ車は日本の交通事情に向いておらず、魅力的なモデルも少ない」という声。だが、魅力的なモデルが存在することも明白。シボレー コルベットはまさにそのひとつではないだろうか。
文:小鮒 康一/画像:シボレー
【画像ギャラリー】ネオクラ国産車もいいけど…… 同時代の輸入車も名車揃いなんだぜ? ランニングインザ80sアンド90s!!なシボレー コルベット! (12枚)画像ギャラリーアメリカンスポーツの雄、コルベット
アメ車に詳しくない人であっても、その存在を知らない人はいないであろうモデルであるコルベット。初代は1954年に登場しており、すでに70年以上の歴史を誇るモデルとなっており、当時からレースにも参戦する本格的なスポーツモデルとなっていた。
現在は8代目モデルが現行型となっているが、従来のFRレイアウトから一変、ミドシップとなり、スーパースポーツの仲間入りを果たしているが、今後もたゆまぬ進化を続ける姿勢はスポーツカーとしては理想的なものと言えるだろう。
そんなコルベット、長い歴史を誇っているということで中古車となってからは手ごろな価格となっている世代も存在する。それが1984年から1996年まで販売されていた4代目と、1997年から2004年まで販売されていた5代目モデルだ。
いずれもアメ車らしいOHVタイプのV8エンジンを搭載し、ロングノーズにショートデッキというスポーツカーらしいフォルムを採用。そしてフロントにはリトラクタブルヘッドライト、リアには丸型4灯のテールランプとコルベットらしさが凝縮されている。
とくにC4、C5は一考の余地
4代目モデルは1980年代に登場したということもあり直線基調のデザインとなっているが、ヨーロピアンスタイルも採り入れたものとなっていて、空力特性にも考慮した仕上がりとなっているのが特徴だ。
一方の5代目モデルはより流線型のデザインとなり、先代モデルのイメージを踏襲しながらも内外装が一気に近代化され、室内空間や快適性も大きく向上したという評価となっている。
さすがに6速MTを搭載したZ51などは別格となるが、ベースグレードであればいずれも総額300万円以下から見つけることができ、コンバーチブルモデルでも射程圏内となっているのだ。
5.7Lという大排気量かつ13年超の重課税という点は嬉しくないポイントだが、往年のアメリカンマッスルスポーツをこの価格で味わえるというのは魅力的。部品に関しても、円安という点はツラいものの、現状困ることはなさそうなので、信頼できる専門店さえ見つけることができれば魅惑のアメ車ライフが待っているハズだ。














コメント
コメントの使い方どの車の情報誌も、突然アメ車の記事が多くなった。今まで見向きもしなかったのに~
トランプに対する忖度?