約30万円アップも納得!!　念願のS-AWC標準装備はデカい!!　新型デリカD:5の変貌ぶりが見事すぎた

　どこが変わったの!? と思っていたが実車見て納得。新型デリカD:5の変わりっぷりがスゴい。三菱自慢のS-AWCは標準装備だわ、フル液晶メーターになるわ、イケメン顔になるわでこれは売れる!! ってな仕上がりに。久しぶりのパーキングセンサー装備もデカいぞ!!

文：ベストカーWeb編集部／写真：三菱・ベストカーWeb編集部

内外装かなり変わってるゾ!! S-AWC搭載はデカい

　新型デリカD:5が2019年ぶりに大幅改良を遂げた。人気の黒系グリルが標準になったかと思ったら、リアだってデカデカとDELICAの文字が。しかも2019年以来設定のなかったパーキングセンサーが装備されたのもデカい。

　内装の変化はわずかではあるものの、フル液晶メーターになったうえUSBポートが前後に2口ずつ（しかもタイプC!!）装備されたのだ。

　注目は三菱自慢のS-AWCが標準装備となったこと。逆に今まで設定なかったの!? レベルであるが、今回の大幅改良を機に装備されたのだ。

　それに伴って、アウトランダーPHEVやトライトンでお馴染みのダイヤル式ドライブモードセレクターもエコ、ノーマル、グラベル、スノーの4モードとなった。

　しかもモード選択をする際はフル液晶メーターにアニメーション表示されるなど、嬉しい進化を遂げている。ちなみにS-AWCの作動状況もメーターでリアルタイムに映し出してくれるなど、アウトランダーなどと同じイメージになったのだ。

これは気になっちゃう、、、ホイールアーチモールに注目を

　とはいえ気になることも。全車にホイールアーチモールが装備され、全幅が20mm程度アップしている。素直にカッコいいものの、リアタイヤのホイールアーチモールの処理がいまひとつなのだ。

　遠くから見れば気にならないものの、近づいてみると「もう少しキレイに処理して欲しいな…」と思ってしまう仕上がりなのだ。

最大約30万円アップ!! 内容を聞けば納得……か!?!?

　新型デリカD:5のグレード構成はG(451万円)→Gパワーパッケージ(474万6500円)→P(494万4500円)と3種ラインアップされる。ちなみにマイチェン前と比較するとGとGパワーパッケージは18万5900円、最上級グレードPは27万7200円のアップとなる。

　結構上がったな、、、と思ってしまうものの、フロント及びリアのイメージ一新。そしてフル液晶メーターにS-AWCの初装備など進化している部分もかなりある。

　聞けば今回の改良でサイバーセキュリティ対策も実施しており、いうなれば血管を全て入れ替えたといっていいほど手を加えているのだという。それを聞けばこの値上がりも納得でもあるのだった。

　新型デリカD:5はな上がり分も納得のデキなのだ。これはまたかなり売れる予感大!!!!