ハリアーとガチ勝負!! 600万円切れば神!? 日本に来る4代目ムラーノとはこんなクルマだ!!

ハリアーとガチ勝負!! 600万円切れば神!? 日本に来る4代目ムラーノとはこんなクルマだ!!

 2026年3月17日、日産はミッドサイズSUV「ムラーノ」を日本市場に再導入すると発表した。販売開始は2027年初頭を予定。注目すべきは、現在の日産ラインナップに欠けているラグジュアリーSUV市場への本格参入だ。独壇場を築いてきたハリアーに、4代目ムラーノが真っ向勝負を挑むか!?

文:ベストカーWeb編集部/写真:日産自動車

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約10年ぶりの日本帰還!! 日産に欠けていたピースがついて埋まる

日産ムラーノ。ラグジュアリーSUV市場に食い込める待望のモデル
日産ムラーノ。ラグジュアリーSUV市場に食い込める待望のモデル

 ムラーノは初代(2002年〜)と2代目(2008年〜)が日本でも販売されており、特に流麗な初代は大柄なボディにも関わらず大ヒットした。ところが2015年に登場した3代目は北米・中国市場向けモデルとなり、日本への導入は見送りに。今回逆輸入されるモデルはその後継となる4代目で北米スマーナ工場製。2026年2月に国土交通省が創設した米国製乗用車の認定制度を活用する格好となる。

 国内の日産ラインナップを見渡すと、エクストレイルやキックスといった実用系SUVは揃っているが、ハリアーやレクサスNXが占めるラグジュアリーSUV市場には長らく有力な刺客を欠いていた。ムラーノはその空白を埋める、まさにピッタリのクルマだ。

堂々のボディと上質内装!! ラグジュアリーSUVの資格は十分

リアは一文字テールランプと「MURANO」ロゴが目印
リアは一文字テールランプと「MURANO」ロゴが目印

 4代目ムラーノのボディサイズは全長4900mm、全幅1981mm、全高1725mm、ホイールベース2824mm(※2026年モデル)。これはハリアー比で160mm長く、126mm広く、65mm高い。ホイールベース差は134mmだ。超薄型LEDヘッドライトと全幅LEDテールライト、最上級グレードには21インチホイールを装備し、日産伝統のクーペライクなフォルムを4代目でも継承している。

 インテリアは「サンクチュアリ(聖域)」をコンセプトに掲げた上質空間だ。64色アンビエントLED照明や12.3インチのデュアルディスプレイなど、ラグジュアリーSUVに求められる雰囲気は十分に備わっており、上級グレードにはGoogle built-inによるシームレスな接続環境も用意する。

 ハリアーが長年にわたって「プレミアムな日常SUV」として支持を集めてきた理由は、このクラスが実用性と上質感を両立できる希少な存在だからだ。ムラーノはそのど真ん中に狙いを定めており、そのポテンシャルは侮れない。

2.0VCターボ+AWDのみ&プロパイロット2.1!! 走りでも妥協なし

ラグジュアリーを名乗るに十分なインテリア
ラグジュアリーを名乗るに十分なインテリア

 ムラーノのパワートレインは2.0リッターVC-Turbo(可変圧縮比ターボ)で、最高出力241ps、最大トルク260lb-ft(約352Nm)を発揮する。駆動方式はインテリジェントAWDのみで、9速ATと組み合わせてEPA燃費は高速27mpg(約11.5km/L)を達成している。

 先進運転支援では、2026年モデルの目玉であるプロパイロット アシスト2.1に注目。プラチナグレードのテクノロジーパッケージで選択でき、カメラとレーダーセンサーを組み合わせて高速道路でのハンズオフ走行を可能にする。左側通行に対応する必要はあるが、ライバルのハリアーを含む多くの国産SUVが追いかけるレベルの装備を、ムラーノは持ち込んでくると思われる。

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気になる左ハンドルと価格問題!! 600万円を切れるかが鍵だ

なんとか600万円を切る価格を!
なんとか600万円を切る価格を!

 ムラーノの再上陸に期待が高まる一方、現時点で気になる点が3つある。サイズとハンドル位置と価格だ。

 サイズについては、4.9mという全長と2m近い全幅が日本市場でどう受け取られるかだ。とはいえ人気のランクル250も全幅が1940~1980mmあるわけで、サイズだけでNOとはいいきれない。

 お次はハンドル位置。現行ムラーノは北米専用モデルのため、右ハンドル仕様は存在しない。日本導入にあたって右ハンドル化を検討することもあり得るが、仕向け地が北米しかないので左ハンドルのまま導入される可能性が高い。日本の交通環境を考えると、これは購入を躊躇わせる要因になりうるだけに、今後の情報に注意が必要だ。

 最後が価格だ。北米での2026年モデルの希望小売価格は4万1670ドルスタート(SV AWD)。現在の為替レートで単純計算すると650万円を超えてしまう。ハリアーならPHEVが買える価格帯だ。この市場でハリアーの牙城を崩すためには、なんとか600万円を切るモデルの投入が不可欠ではないだろうか。

 初代・2代目ムラーノを愛したクルマ好きにとっても、そして日産ファンにとっても、4代目の日本上陸は間違いなく朗報だ。あとは価格とハンドル位置という2つの問題にどう答えを出すか。2027年初頭の正式発表を固唾を呑んで待ちたい。

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