定年による収入減少や物価高の影響で、クルマ購入予算も減っている。ここでは300万円だった予算が3割減少したと仮定し、210万円の予算で選ぶ「欲しかったクルマの代替案」を考え、その渾身の案を清水草一氏に評価していただいた!!
※本稿は2026年5月のものです
文:清水草一/写真:トヨタ、スズキ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年6月10日号
※文中の評価点数は100点満点。良い代替案と思われるほど高得点となる
トヨタ シエンタ(ハイブリッド)に代わる選択
●元々欲しかったクルマ……トヨタ シエンタ ハイブリッド
●欲しかったクルマの代替案……シエンタ1.5ガソリン
●清水草一氏の評価……65点(スズキ ソリオ または 軽ハイトワゴンはどう?)
シエンタハイブリッドをシエンタのガソリンにするのは、あんまり賢者とは言えないかも。
私の印象では、シエンタはハイブリッドとガソリンじゃ、走りの質感に大きな差があったんだよね。ハイブリッドなら何の不満もないけど、ガソリン車はタイヤとか遮音とか、具体的にどこがどう影響してるのかわかんないけど、大幅にペナペナで安っぽかった。
買うなら試乗して、そこを確認してからにしたほうがいい(試乗、難しいかな……)。かといってフリードは高い。ソリオか軽ハイトワゴンはどう?
日産 ノートオーラに代わる選択
●元々欲しかったクルマ……日産 ノートオーラ
●欲しかったクルマの代替案……スズキ スイフト
●清水草一氏の評価……95点(スイフト大賛成!)
ノートオーラの代わりにスイフトは大賛成! ノートオーラのe-POWERは出足がよくて快適だし、全体に凄くいいクルマだけど、スイフトはさらにクロウト好みのよさがある。「足るを知る」という感じで、一種の悟りの境地が漂っている。
スイフトの1.2L 3気筒エンジン、トルクがあって、特に街なかでは凄くいい。燃費も、e-POWERとは僅差で走れると思う。足まわりはヨーロピアンで、長距離でも疲れ知らず。なんならMTもあるヨ! ヨーロッパのレンタカー気分を味わえるぜ。
【画像ギャラリー】210万円でも満足度高い!! 人気車の代役候補を画像でチェック(10枚)画像ギャラリートヨタ ヤリスクロス(ハイブリッド)に代わる選択
●元々欲しかったクルマ……トヨタ ヤリスクロス ハイブリッド
●欲しかったクルマの代替案……ホンダ WR-V
●清水草一氏の評価……75点(「最低限のベーシック」を割り切れるならアリ)
ヤリスクロスからWR-Vへの格下げは、まぁ、割り切れれば、って感じかな。ヤリスクロスは究極の万人向け。一方WR-Vは、かなり悟りの境地なので。
ヤリスクロスはガソリン車(1.5L・NA)なら特に先進的じゃないけど、ハイブリッドは燃費が抜群にいいという強力な武器がある。WR-Vはすべてがベーシックだからそれなりの差はあるけど車格は同じくらい。
まぁ、214万円のWR-V「X」(最廉価グレード)となると、実際に見たことないし、「うわ、装備これだけ?」って感じるかもしれない。でもさ、なにしろWR-Vだから。インド製だし。インドだと思えば、エアコン効けば充分だろ! って思えるかも。割り切れれば全然いいんだよね。













コメント
コメントの使い方