高速道路で長く走らせると、短時間の試乗では見えにくいクルマの素顔が出てくる……。新型RAV4は力強い加速や上質な乗り心地、進化した運転支援でロングドライブの頼もしさを見せてくれたが、いっぽうで実燃費には意外な結果も!? 高速ツアラーとしてのRAV4の実力をじっくりと確かめてみよう。
文:GOOD CARLIFE Channel/ゼミッタ・徳田悠眞/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】新型RAV4のPHEVはどこが違う!? フォグとバンパーをよく見て!(14枚)画像ギャラリー新型RAV4すっかり堪能中! まだまだ計測の余地もあるぞ!
新型RAV4の高速性能はケチのつけようがない!? 長距離ドライブでADASの大進化以外にも色々と見えてきたので徹底レポート。気になる実燃費も併せてチェック!
納車されて約4ヶ月が経過した愛車のRAV4。カーフェリーに積んで北海道を訪れたり、フォレスターとの比較企画で高速道を走ったり、すでに高速性能は何度かチェックしているものの、1000km超えの高速ドライブは初となる。
まずは本線への合流で一気に120km/hまで加速。最高速度に達する付近でも加速力が衰えることはなく、十分以上のパワーがあると実感。さすがはシステム最高出力240psを誇るだけはある。0-100km/h加速7.3秒で、先代よりもコンマ5秒ほど速い実力を持つ。
第5世代ハイブリッドシステム×バイポーラ型ニッケル水素電池による応答性の高さも特筆すべき点だ。追越しなどで加速する際、ノーマルモードでもストレスフリーな反応を見せる。
気になる点は静粛性と実燃費!?
静粛性は全体的に高いが、ドアミラー周辺で発生する風切り音が唯一気になった。とはいえ、強いて言えばのレベルであり、会話を阻害するほど騒がしいものではない。また、実用車である以上、視界性能を犠牲にして設計できないのも事実。PHEVは高遮音性ガラスを採用するため、それだと話は違ったかもしれない。
新型は改良型GA-Kプラットフォームを採用し、各部の構造見直しでねじり剛性を約10%向上。サスペンション取付点にも補強を施し、支持剛性は約30%も上がっている。また、構造用接着剤の適用範囲拡大や高減衰接着剤をフロアに初採用するほか、ショックアブソーバーは定評のあるカヤバ製プロスムーズ(ショックアブソーバー)を装備。
これらの効果はてき面で、先代よりも明らかに乗り心地が上質かつ穏やか。お世辞抜きにレクサス級じゃないかと思うほど、20インチを見事に履きこなす。愛車だから褒めているわけではない。
運転支援システムのレポートは以前に実施済みなので割愛するが、第4世代TSSに変わったと同時に色々と深化している。ゆえに、基本となる加減速+操舵性能からレーンチェンジアシストといった高度運転支援機能まで文句の付け所がないほどにイイ。
気になる実燃費はどうか。今回のロングドライブで約1100km走行し、16.8km/Lだった。高効率な最新ハイブリッドシステムは20km/Lをゆうに超える実力があると想像していたが、現実は違った。
法定速度を無視して走ったわけでも、車中泊時にエンジンを掛けていたわけでもない。あえて言えば、帰路の新東名区間を120km/h走行し続けた程度。WLTC-Hモードでは22.6km/Lなので、乖離の大きい結果となってしまった。
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