好みで選んでみたはいいものの、意外と後悔が多かったりするのがボディカラー。「個性」「普遍性」「リセールバリュー」という、3つの相反する要素を並び立たせるのは難しいが、ベストバランスを探し出すのがセンスの見せどころだ!!
※本稿は2026年9月のものです
文:佐々木 亘/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年10月10日号
奇抜すぎても無難すぎてもダメ……ボディカラー選びは慎重に
●奇抜な色を選び後悔
新車購入の際、多くの人が最後まで悩むのがボディカラーだ。しかし、この選択を軽視すると後悔することになりかねない。
個性を主張したいとレクサス NXでラヴァオレンジクリスタルシャインを選んだ人がいた。納車当日は満足感でいっぱいだったが、家族からは「派手すぎて恥ずかしい」「送迎で乗るのが気まずい」と不評。
さらに数年後、売却時に査定額を見て愕然とする。特殊色は需要が限られるため、営業マンから「色が理由で減額」を告げられたのだ。個性は際立ったが、資産価値という面では大きな代償を払う結果となった。
●無難な色を選んで後悔
一方で、無難な選択をした人にも別の後悔がある。売却時の評価を意識してトヨタ ノアのホワイトパールを選んだあるドライバーは、街中で自分と同じ色・同じ車種を何度も見かけるようになった。
また、駐車場では自分の車を探すのに苦労し、「個性がなさすぎて味気ない」と感じるようになってしまったという。安全策が、愛着の薄さにつながってしまったのだ。
つまり、ボディカラー選びには「個性」と「実用性」「資産価値」という3つの軸があり、いずれかに極端に偏ると、ほとんどの場合、納車後に不満が残る。
奇抜すぎず、かつ埋没しすぎない色を選ぶバランス感覚こそが、長く愛車と付き合う秘訣だと言えるだろう。購入前には、家族の意見や将来の売却まで見据えた検討が欠かせない。
★後悔しないためのポイント★
・カラー選択は家族の意見も取り込む
・重視するのは個性かリセールかを購入前に決めるべし
・必ず実車で色の確認をすること
・人気ではなく自分の意思を優先する
・色はクルマの顔! バランス感覚をしっかり養うこと










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