初代の登場から10年、2代目登場から5年が経過したマツダ CX-5。今回の改良で多様化するニーズに応えるグレードを新たに設定した。
時代の変化に向けてベースから鍛え直した、マツダの屋台骨を支える人気モデルの大幅改良に注目!
※本稿は2021年11月のものです
文/ベストカー編集部 写真/MAZDA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2021年12月10日号
■最新の魂動デザインに進化!
初代CX-5が登場してから今年でちょうど10年。2代目が登場してから5年が経過した。これまで多くの改良を施し、さまざまな世界観の特別仕様車を送り出してきた。
ここで一度CX-5としての世界観を整理し、マツダの新たなSUV群が登場するタイミングでの商品力向上を狙って大幅改良も行ったのが今回の商品改良となる。
まず大きく変わったのはヘッドライトとリアコンビランプなどを含めたエクステリアデザインだ。ヘッドライトは横長の楕円を感じる発光シグネチャーに変更され、これまで採用されていたシグネチャーウィングがライトに突き刺さるようなイメージから変更されている。
そして、今回の改良では3つの新たなグレードが追加された。
改良を取りまとめた松岡英樹主査によると、CX-5はマツダのなかでも販売台数が多く、さまざまな嗜好を持つオーナーが多い。そこで今回の改良では、「ラグジュアリー」「スポーティ」「アウトドア」といったニーズに応えるグレードの世界観を、わかりやすく表現することに注力したという。
そのほかにも、走りのよさや快適性といった機能性を向上させるため、ベースの進化も怠っていない。車体剛性の向上や、足回りのセッティング変更など盛りだくさんだ。
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