年々大型化の一途を辿る自動車のボディサイズ。
安全規制や居住空間の確保など、理由はいろいろだが、「そういう問題か?」と思うほど大きいサイズのクルマもある。最近はSUVブームということもあり、特にこの傾向が顕著に表れている。
んが、しかし! 見た目は引くほど大きいのに、実際に乗ってみると思いのほか小さく感じるクルマが存在するのも事実なのだ。
そこで今回は、見た目はデカいけど乗ってみると小さく感じる4台をピックアップ。意外なクルマが入ってる!?
※本稿は2022年4月のものです
文/片岡英明、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2022年5月26日号
■1800mmオーバーでも取り回し抜群! そのウラにあるのは何??
最新のランドクルーザー300(トヨタ)とレクサスLX600は、全長は5m、全幅も2mに迫るビッグサイズのボディだ。
が、驚いたことに走り出すと大きさを意識させない。ワインディングロードで意外にも軽やかだった。
さらに好印象なのがオフロードだ。
狙ったラインに無理なく乗せることができ、最低地上高も余裕たっぷりだから持て余さないのだ。
レクサスLX600は120km/hでの高速クルージングも余裕でこなす。恐れ入った。
ようやく発売されたEVのアリア(日産)も取り回し性に優れたクロスオーバーSUVだ。
大柄に見えるし、全幅も1850mmもある。が、ステアリングの切れ角が大きく、操舵フィールもいいから大きさを持て余さない。気持ちよくクルマが向きを変え、取り回しもラクだと感じる。
似た印象なのがアウトランダーPHEV(三菱)だ。
全幅は1860mmもあるが、サーキットでもオフロードでも身軽にクルマが向きを変えた。
視点が高く、見下ろし感覚なのも運転のしやすさに大きく貢献している。
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