カシオが誇る腕時計シリーズのEDIFICE(エディフィス)。本格的な実用性とデザイン、さらにお求めやすい価格で学生から社会人まで大人気のモデルだ。
そんなエディフィスはクルマやレーシングカーのデザインをモチーフにしていることでも有名。ベストカーでは最新作のEQB-2000を箱根路に連れ出し、日ごろからエディフィスをこよなく愛するレーシングドライバー谷口信輝選手にインプレッションしてもらった。
めっちゃかっこよくて一時的に品切れも発生しているほど大人気のエディフィス最新モデル(8月発売済のECB-2000YPBが品切れ中)。今回は9月9日にラインナップに加わったEQBー2000を徹底特集。
カシオがマジで作り込んだ最新エディフィスに刮目せよ!!! 最後まで絶対読むべし。
文:ベストカーWeb編集部/写真:池之平昌信
【画像ギャラリー】こだわりハンパない!! 谷口信輝大絶賛の最新エディフィス大公開(7枚)画像ギャラリー■「ソスペンシオーネ」っていったいなんて意味じゃー!!!
夏も終わりの8月下旬。ベストカーのエディフィス特別取材班は箱根ターンパイクにいた。真っ白なスバルWRX S4を用意してある人物の到着を待っていた。彼の名は谷口信輝。レーシングドライバーであり、根っからのクルマ/バイク好き。
8月のスーパーGTでは5年ぶりの優勝を飾るなど超ノリノリ。「近所の頼れる兄貴」的なフレンドリーさと、たしかなドラテクでファンは多い。そんな谷口選手がさっそうと箱根に現れた。
「脚が長い……」
スタッフが最初に漏らしたひと言だが180cmを超える長身に、絞り込まれた肉体は男性スタッフもほれぼれするほどかっこいい。なんせデニムの裾上げをしたことないというほどだから……。
そんな谷口選手の腕に光るのはエディフィスだ。
「昔からエディフィスをしてるんだけどさ、年々スタイリッシュになるのよ。いま着けているEQB-2000は本当にお気に入り。最強にかっこいいのよ。広告撮影で”これ持って帰る”って駄々こねたくらい(笑)」。
EQB-2000は別名「ソスペンシオーネ」という名称がある。イタリア語でサスペンションという意味だが、デザインモチーフがフォーミュラマシンのダブルウィッシュボーンのサスペンションアームなのだ。
「ソスペンシオーネっていったいなんじゃ!! とは思ったけどね。イタリア語にしなくてもいいような気もするけど一周回って好き(笑)」。
■レーシングドライバーも唸るサーキットに着想を得たディテール
EQB-2000を見たときに唸るのはサスペンションをモチーフにしたデザインだけではない。その時針の鮮やかなカラーにも目が奪われる。このカラーリングはレーシングカーのステアリングスイッチから着想を得たそうだ。
「レーシングカーのハンドルって無線のボタンやドリンク、パッシングボタンとか数えきれないほどボタンが付いているのよ。だけど蛍光色で色分けしてあって間違えないような配慮がされている。この秒針もスパッとわかるからいいよね」。
デザイン要素の注目が多くなるEQB-2000だが、もちろんデザインだけの時計ではない。そこはカシオだけあって、実用性も抜群に盛り込んでいる。例えば「スマホリンク」。Bluetoothでスマートフォンのアプリと接続し、海外などで自動で時刻修正をしてくれる。
さらに二都市時刻同時表示機能もあり、スマホアプリで海外300都市の時刻を一発設定することも可能。谷口選手も海外イベントなどで重宝したという。
またタフソーラーを搭載しているのだが、文字盤全体にソーラーパネルを仕込んでいるのはこれまでどおり。しかし3つの小さなダイアルから太陽光で発電するのはなかなか至難の業だったという。
もちろん製品ではその難題もソーラーパネルの区切りを超繊細に調整することでクリア済み。編集担当がカシオのエンジニアならその事実をカタログに10ページくらい書いちゃいそうだが、そういう困難をシレッとクリアしちゃっているあたり、さすがカシオだぜ。











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