三菱「最小メーカー」の生き残り戦略とは!? 高額モデル頼みでも赤字回避の裏側

三菱「最小メーカー」の生き残り戦略とは!? 高額モデル頼みでも赤字回避の裏側

 アジア&オセアニア市場で絶大な人気を誇る三菱自動車。両地域での中国車の台頭で「一人勝ち」とはいかなくなると見込んでか、2026年からOEM供給に乗り出すいっぽう、台湾・鴻海からBEVの供給を受ける。三菱の作戦が見えてきた!?

※本稿は2026年1月のものです
文:井元康一郎/写真:三菱、日産、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年2月10日号

【画像ギャラリー】日産へのOEM供給で収益力アップを目指す!! 2026年を迎えた三菱の新たな作戦(16枚)画像ギャラリー

OEM供給で新たな収益手段を模索

トライトンは日産にOEM供給され「ナバラ」としてオーストラリアなどで発売される
トライトンは日産にOEM供給され「ナバラ」としてオーストラリアなどで発売される

 日本メーカーのなかで生産台数が最も少ない三菱自動車。

 2025年は販売台数減を高額モデルの販売でカバーすることで赤字転落を何とか防衛できる見通しだが、状況は予断を許さない。これまで牙城としてきたアジア・オセアニア市場で中国勢との競争が激化しており、今後の不透明感が出てきているからだ。

 そんな三菱自動車にとって、2026年は新しい生き方を模索する一年になる。

 大株主である日産自動車にピックアップトラック「トライトン」、電動SUV「アウトランダー」などをOEM供給するいっぽう、台湾の鴻海からはBEVの供給を受けるなど、会社の壁を越える協業を強化する計画がある。

 果たして世界の変化に耐える収益力を持てるか。

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