2018年7月の発売直後から、ジムニーシエラに5ドアの計画があることを伝えてきたベストカーだが、あれから4年経っても5ドアは出てこない。いっこうにデビューせず、出る出る詐欺? ただの夢なのか? と持っていた矢先……。
2022年9月、インドでブラック1色に擬装されたジムニーシェラ5ドアがツィッター、インスタグラム上で公開された。
はたして、ジムニーシエラ5ドアはいつ発表されるのか、日本発売はいつなのか、今わかっている情報すべてをお伝えしていこう。
文/ベストカーweb編集部
写真/スズキ、ベストカー編集部(CGイラスト)
■現実味が帯びてきた本命の5ドアジムニーシエラ
2018年7月の発売以来、いまだに人気が衰えないジムニー、ジムニーシエラ。一時期、納期は2年以上と伝えられたこともあった……。
首都圏アリーナ店に聞いたところ、2022年9月下旬現在、概ねジムニーが1年半~1年8、9ヵ月、ジムニーシエラが1年半~2年とのこと。
「お待たせしていてすみません。発売当初から1年ほどは最長2年半ということもありました。7月20日に一部改良で3型となりましたが、受注は相変わらずいただいております。10月頃に納期が長期化したので、オーダーストップが行われるのでは……というお問い合わせをいただいておりますが、メーカーからはそのような通達は届いておりません」。
ちなみに2022年7月20日に登場した一部改良モデルの3型は、5MT車にもアイドリングストップ機構が付き、それに伴ってインパネスイッチのレイアウトが変更、XGとXLにメーカーオプション設定だったスズキセーフティサポートが標準装備となった(ジムニーシエラも準じる)。
そんななか、キャッチされた覆面テスト車の写真を見ると、丸型プロジェクターヘッドランプをはじめ、垂直のスリットが入ったグリル、四角い窓のある後部ドア、テールゲートに装着されたスペアタイヤがはっきりと見える。
細かく見ていくと前席のサイドウインドウは3ドアよりも前後の長さは短くなっており、完全に5ドア仕様が一から作られていることがわかる。
ボディサイズは、これまでベストカーが入手している情報では、3ドアジムニーシエラのホイールベースを300mm延長して2550mmとし、全長3850×全幅1645×1730mmになる見込み。もちろん300mm延長した部分は後席空間に充てられる。