2022年11月にワールドプレミアされたトヨタ 新型プリウス。PHEVモデルの発売は2023年春とのことだが、発売を待たずしてベストカースクープ班はプリウスのPHEVにスポーツモデルのGRMNが投入される計画があるという情報をキャッチ!!
登場当初から「スポーツカーみたい!」との声が多かった新型プリウスだけに、期待は高まるばかりだ!!
※本稿は2022年12月のものです
文・予想CG/ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部、トヨタ、トヨタカスタマイジング&ディベロップメント
初出:『ベストカー』2023年1月26日号
■PHEV初の本格スポーツモデル登場!?
トヨタでは気になる情報が入っている。発表されたばかりの新型プリウスにGRMN仕様が計画されているというものだ。実現すれば、国内では初めてのPHEVによる本格スポーツモデルということになる。
既報のとおり、新型プリウスはPHEVをスポーティなパワーユニットとしてアピールしている。2Lハイブリッド(THSII)のシステム出力が196psで0~100km/h加速が7.5秒なのに対し、2L PHEVはそれぞれ223ps、6.7秒。
燃費ももちろんハイブリッドを上回るだろうが、それ以上に“速さ”をアピールポイントとしているのだ。
つまり、GRMNのベース車によりふさわしいということ。従来のやり方なら、PHEVは環境重視でGRMNとは別のところにあるはずだったが、新型は逆。三菱のアウトランダーPHEVも本格スポーツのラリーアート仕様を開発中とあって、ハイブリッドも新時代が来ていることを実感させられる。
■パワーユニットはどうなる!?
では、プリウスPHEV GRMNはどんなクルマになるか。スポット溶接の増し打ち、構造用接着剤の延長使用などでボディ剛性を向上し、サスペンション、ブレーキを徹底的に強化。また、インテリアも専用アイテムが奢られ、ノーマルとは一線を画す仕上がりとする。
ここまでは従来のGRMN仕様に則った定番メニューだが、パワーユニットをどうするかが注目ポイント。事情通によるとモーターのパワーアップは難しく、できるとしたらベースとなる2Lエンジンのチューニングではないかと言う。
エンジンスペックは12月16日現在未発表で予想は難しいが、パワーアップもさることながら、レスポンスやサウンドなど感性に訴える部分の改良がメインになるのではないかと言う。
登場は約1年後の2023年末から2024年春先と予想。GRMNこそ新型プリウスが目指す“真の姿”となるはずだ。
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