3.3Lの直6ディーゼルターボが注目されがちなマツダ CX-60だが、忘れてはならないのがPHEVの存在。エンジンと電動駆動のいいとこどこりであるPHEVはどんな走りを楽しむことができるのかチェック!!
※本稿は2023年3月のものです
文/松田秀士、写真/ベストカー編集部、マツダ
初出:『ベストカー』2023年4月10日号
■低速域も余裕たっぷり
PHEVだからモーター出力も大きく、特に低速域で駆動力を発揮する。
さらに8速ATによるつながりのよさもあり、直列4気筒、2.5Lエンジンに敢えて低速域での粘りを持たせる必要がなく、どちらかというと中高回転域でキレのよさが感じられる。
■高回転のキレが抜群!!
PHEVのモーターがあるから、エンジンは割り切って気持ちよく高回転域までしっかり回せる。高回転域でのキレのよさ、これがCX-60 PHEVの内燃機関の楽しさと感じる。
特にアクセル全開で高回転域に達する時のエクゾーストノート+スピーカー音がより高揚感に火をつける。
ここ最近、こんなにエンジンの気持ちよさを感じるSUVはないね……!!
●マツダ CX-60諸元(PHEVエクスクルーシブスポーツ)
・全長×全幅×全高:4740×1890×1685mm
・ホイールベース:2870mm
・車重:2090kg
・エンジン:直4、2.5L+モーター
・エンジン出力/トルク:188ps/25.5kgm
・モーター出力/トルク:175ps/27.5kgm
・価格:584万6500円
コメント
コメントの使い方モーター走行の時って、シフトチェンジはかなり段飛ばしになってるのか、一段ずつキッチリ使ってるのかが気になりますね。
勘違いしてる人は多いが、8速も有ってもシフトチェンジ時間は極僅かだから空走時間は殆どでないです。
ギヤとギヤが近い程変速時間を短くしても滑らかに繋がるから。
ATと言えども8段もあればDCT的になっていく。
手動じゃそうはいかないですがね。
低速はモーター担当にして高回転,高速域特化のエンジンと組み合わせるのは非常に賢いですね。
エンジンとモーター、それぞれの得意分野と苦手分野がバッティングしない。