オジサンたちは伊達に長く生きているわけではない。かつては自身も初心者ドライバー。現在の子どもや孫世代の初心者ドライバーへのアドバイスは山ほどある。ここでは子ども&孫世代に乗ってほしいクルマをカテゴリー別に選んでみた。
※本稿は2026年3月のものです
文:渡辺陽一郎/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年4月10日号
3つの視点から選んだオススメ車
運転免許を取得して間もない初心者ドライバーには、コンパクトなボディで扱いやすく、なおかつ運転感覚にクセのない素直なクルマを推奨したい。
例えばドライバーのステアリング操作が荒い場合、それが車両の動きにも反映され、運転の仕方がよくないことを自覚できるクルマが好ましい。そのようなクルマはドライバーの運転を上達させる。
この観点から最も推奨度の高い車種はコンパクトカーのスイフトだ。視界の優れたコンパクトな5ナンバーサイズのボディは運転しやすい。
車両重量は1トンを下まわるから、初心者にも走りが軽快で楽しく、運転が好きになるクルマでもある。ステアリングは、操舵に対する車両の反応が比較的正確で、上手に運転すると自分でも自覚できる。
マイルドハイブリッドMXには5速MTも用意され、マニュアルトランスミッションの操作も上達させられる。
安全装備も充実しており、低速時ブレーキサポートは前後両方向に作動する。後方の並走車両を検知する機能なども備わる。
ハイブリッドMXは、これらの安全装備のほかにエアロパーツやアルミホイールなども標準装着して、価格を190万円台に抑えた。
軽自動車は、全高が1700mmを超えるボディにスライドドアを装着したスーパーハイトワゴンが人気だが、重心が高く走行安定性も良好ではない。また安定性を確保するために、ステアリング操作に対する車両の反応を意図的に鈍く抑えた面もある。
その意味では天井の低いアルトやミライースでもいいが、もう少し居住性、収納性、質感を高めたいならN-WGNがベストだ。
標準ボディの全高は1675mmで、N-BOXよりも100mm以上低く、車両重量も850kgだからNAエンジンでもパワー不足を感じにくい。運転感覚も素直でクセがなく、価格はLなら150万円台に収まって割安だ。
SUVでは全長が4500mm以下に収まるコンパクトな車種を選ぶ。人気のカテゴリーだから選択肢が豊富で、特にクロストレックは推奨度が高い。走行安定性が優れ、運転操作に対する反応も正確だ。
安全装備のアイサイトやドライバーモニタリングは全車に標準装着される。22万円の上乗せで4WDを選ぶと、ヘッドランプウォッシャーも装着されるなど買い得度も高い。後席も広く、若い人が家族や友人とドライブに出かけるにはピッタリだ。
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