住む場所はライフスタイルを考える上でとても重要な要素の一つ。仕事や交友関係、各種アクセスなど様々な要素を加味して決めなければいけない。クルマ好きならばそこに「走って楽しい道」が近いか否かも重要な要素として含まれるだろう。今回は走って楽しい道が多いエリアを独断と偏見でピックアップしてみた。
文/西川昇吾、写真/Adobe Stock(メイン写真:M・H@Adobe Stock)
■箱根エリア周辺
まず外せないのが箱根エリア周辺だ。雑誌撮影やインプレなどでも多く使われていたり、クルマを題材とした作品で多く登場したりと、関東のクルマ好きにとっては聖地とも言えるエリアだ。
有名な箱根ターンパイクを中心に低速域から高速域まで各種ワインディングが揃っている。静岡側ならば富士山が近かったり神奈川側であれば小田原の海が近かったりと景色がキレイなのも魅力的なポイントだ。
小田原あたりに住めば必要な時に新幹線に乗って30分程度で都内に出ることができるので、時々都内へ行く必要がある人にとってもオススメだ。
伊豆方面に足を伸ばせば路面が安定していて景色のいい伊豆スカイラインと少しタイトな西伊豆スカイラインを味わうことが出来るし、御殿場エリア周辺ならば富士山と中速域のコーナリングが楽しめる芦ノ湖スカイラインや箱根スカイラインが近い。
箱根エリアに住むのであれば推しワインディングで場所を決めるのもいいかもしれない。
■熊本阿蘇エリア周辺
クルマ好きならば是非一度走ってみて欲しいのが阿蘇のワインディングだ。筆者は初めて阿蘇エリアを走った時に日本一気持ちのいいワインディングだと感じた。その時はミルクロードを中心に走ったが、開けた景色が延々と続いており、草原を貫くように道が走っていてとても気持ちいい。
草原を貫くという雰囲気で言えば阿蘇パノラマラインもオススメだ。こちらはアップダウンが少なく、より走りやすい雰囲気だ。
どちらもワインディング自体は丁度いい曲率でハンドリングを楽しむにはうってつけといった具合だ。ゆっくりと走っても気持ちいいし、日本のクルマ好きならば阿蘇エリアは是非一度走ってみることをオススメする。
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