2023年のスイフト販売台数のうち半数を占めるほど人気のスイフトスポーツ。ベースモデルがフルモデルチェンジされたとならば、そろそろ? と期待している人も少なくないハズ。東京オートサロンでも「おお!!」となるモデルもあったが、一体どうなる!?!?
文:渡辺陽一郎/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】新型スイフトスポーツはこうなる!? その答えを写真でどうぞ!!!!!(4枚)画像ギャラリー■200万チョイでこの内容は……コスパ最強すぎよ
運転感覚の楽しい手頃なクルマが欲しいユーザーにとって、スズキスイフトスポーツは気になる存在だと思う。
現行モデルは全長が3890mm、全幅が1735mmのコンパクトなボディに、直列4気筒1.4Lターボエンジンを搭載する。
足まわりにモンローブランドのパーツを使うなど、走りが軽快で安定性も優れ、峠道ではパワーを出し切ることの可能な上質なスポーティカーだ。
しかも従来型の価格は6速MTが216万4800円と求めやすい。そのために2023年に国内で販売されたスイフトの内、約50%をスイフトスポーツが占めた。根強い人気に支えられている。
ただしベース車のスイフトは、2023年12月にフルモデルチェンジを受けたのに、スイフトスポーツは従来型を今でも継続生産中。
ベース車のスイフトが新型になった以上、スイフトスポーツのフルモデルチェンジも遠くない将来に行われるに違いない。
そこを販売店に尋ねると「新型スイフトスポーツに関する情報は、メーカーから聞いていない。現時点(2024年1月中旬時点)でスイフトスポーツは受注を行っており、終了する話も入っていない」という。
■新型スイスポワイド感マシマシか!? ヒントはオートサロンにアリ
その一方で、2024年1月に開催された東京オートサロン2024には「スイフト・クールイエローレヴ」が参考出品された。
これは直列3気筒1.2Lエンジンを搭載する5ナンバーサイズのスイフトをベースに開発されたスポーティなコンセプトモデルで、新型スイフトスポーツのプロトタイプではないが、新型スイフトスポーツの雰囲気は想像できる。
スイフト・クールイエローレヴは、最低地上高(路面とボディの最も低い部分との間隔)を30mm下げて、外観のスポーティ感覚やワイド感を強調しているからだ。
正確にいえば、スイフトとスイフトスポーツの最低地上高は、2WDであれば両タイプとも120mmで共通だ。
新型のスイフトスポーツも車高の引き下げはないと思われるが、スイフト・クールイエローレヴはタイヤサイズを205/50R16に拡大してオフセット値も変更され、スイフトスポーツ風にも見受けられる。
ちなみに現行スイフトのボディスタイルは、5ナンバーサイズながらもフェンダー付近に絶妙なボリューム感を持たせ、全幅が1700mmを超える3ナンバー車のように見える。
新型スイフトスポーツでは、この傾向がさらに強まるだろう。
全幅は従来型と同じ1735mm前後になるが、視覚的には1760mmくらいに見えるハズだ。
エアロパーツも装着され、タイヤサイズはバランスの良い17インチを踏襲する。
全長はベース車に比べると若干拡大されて3910mm、ホイールベース(前輪と後輪の間隔)は2450mmだから先代型と等しい。ボディは新型もコンパクトで、後部には2本のエキゾーストパイプが備わる。
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