2025年新型X-ADVは12月12日に143万8800円で日本発売!? 国内もDRL内蔵ウインカーにクルコンが目玉か

2025年新型X-ADVは12月12日に143万8800円で日本発売!? 国内もDRL内蔵ウインカーにクルコンが目玉か

 独自のSUVスタイルで人気のX-ADVがモデルチェンジを受け、2024年12月に国内仕様が導入されるとのウワサをキャッチ。欧州で発表された新型に準じてクルーズコントロールや新スタイルを採用し、DCTも改良。各部の使い勝手も細かくアップデートされている模様だ。

欧州仕様と同様に改良され、3カラーが国内登場か

 2017年のデビュー以来、異色の大型クロスオーバーとして欧州を中心に人気を博しているホンダのX-ADV。都会にも自然にも映えるスクータースタイルが特徴で、オンロードモデルNC750系の749cc水冷並列2気筒にセミオートマのDCTを組み合わせる。

 既に発表された2025年型の欧州仕様では、2021年以来のビッグチェンジを行い、デザインを一新。ウインカー統合型のDRLを導入したほか、待望のクルーズコントロールなども採用して魅力をアップしている。

 編集部が得た情報によると、同様のパッケージで国内仕様がスタンバイされているようだ。車体色は、欧州で4カラーを用意するが、国内にはツヤ消しグレー、白、黄色の3カラー設定と予想したい。

 

欧州で発表された2025年型X-ADV。スタイルがより直線基調となり、カウルやシートなども改良された。日本仕様も同じモデルチェンジを受けるようだ。写真は未来的グラフィックを採用したマットゴールドフィンチイエロー。

 

 

欧州仕様のマットディープマッドグレー。こちらも日本仕様で投入される模様だ。

 

 

欧州仕様のパールグレアホワイトも日本登場へ。欧州版のグラファイトブラックは国内設定されないようだ。

 

 

従来型のX-ADV(日本仕様)。2021年型からエッジの立ったスタイルと5インチのフルカラーTFT液晶メーターを獲得した。132万円。

 

 
 
 

内蔵ウインカー+切れ長DRLでスマートな顔に

 新型の外観は、別体式だったフロントウィンカーをヘッドライトに一体化。よりクールな顔付きになり、新設計のDRL(デイタイムランニングライト)も採用した。ヘッドライト上部に沿ってDRLを配置し、上端がウインカーとなっている。

 スクリーンは操作がより簡単に。従来は調整する際、両手で5行程が必要だったが、片手3行程でOKになった。さらに上下の調整幅は135mmだったのに対し、139mmに拡大している。

 また外装の各部にサステナブル素材を多用したこともトピックだ。三菱ケミカル製DURABIOの黒色着色素材を二輪で初めて外装に採用。ホンダのバイクで初めて、四輪バンパーのリサイクル材を使用している。

ヘッドライトはより切れ長となり、上部に新設計のDRLを設置。上端のウインカーは国内仕様も同じ仕様になる模様だ。

 

ヘッドライトが小型化され、ウインカーを内蔵したことで小顔になった。スクリーンステーに車名ロゴも追加。

 

従来型のフロントマスク。中央のラインがDRLで、上下にLEDヘッドライトを採用していたが、新型は4眼タイプになった。

 

スクリーンは内部構造や操作部を見直し、3アクションで調整可能に。最大で135→139mmにまで調整範囲も拡大した。

 

クルコン搭載、DCTも進化して発進時や極低速が快適に

 新型X-ADVは走りも向上している。749cc水冷パラツインは新たにクルーズコントロールを標準装備。待望の装備で、改良された外装と相まってクルージングがラクになる。

 さらにDCTが最新世代に進化する。従来の油圧センサーから検知した制御に加え、新たに油圧推定制御をフィードバックすることで、優れたクラッチレスポンスと繊細な接続が可能に。よりライダーの感性に近づいた特性となり、特に発進特性や極低速域の操縦性が向上しているようだ。

 最高出力58PSや最大トルク7.0kg-mなどのスペックは従来型と変わらない模様。車重は1kg増の237kgになるようだ。

 

ボタン変速とオートマが選べるDCTは、発進時やUターン時などのスムーズさが向上。車体やφ41mm倒立フォーク+ラジアルキャリパー、リヤのリンク式サスなどの足まわりは従来型を踏襲する。

 

シートやメーター、スイッチなど各部の快適性もしっかりアップ

 シート高は従来型と同じ790mmながら、前側の形状を変更することで足着き性を向上。加えて、ウレタン量を10%増やすことで快適な乗り心地も両立している。

 ヒンジで開閉可能なシートは、ダンパーが片側→両側となり、開閉時の操作感をアップ。さらにトランクの照明を130mW→700mWと大幅に明るくし、夜間の利便性が増した。

 多機能な5インチカラーTFT液晶メーターは、画面の反射を減らして視認性を向上した。ハンドル左側には新型の4wayセレクトスイッチを備え、設定や操作が簡単に。スイッチにLEDも内蔵して見た目も使い勝手もアップしている。

シートは前側の形状を変更して足着き性をアップしつつ、乗り心地も向上している。

 

22Lの大容量トランクはダンパーを両側に新設。照明も明るくなった。

 

5インチTFTメーターは反射を抑制して昼間の視認性をアップ。表示内容も変更した。スマホ接続機能を備え、Honda RoadSync で音声入力も可能だ。

 

機能が複雑化したため、4方向スイッチを新採用。LED内蔵で視認性も高い。

 

価格は従来から11万円以上アップ、12月に国内登場か?

 国内仕様は2024年12月12日発売で、価格は現行の132万円に対し、143万8800円(灰色、白)、147万1800円(黄色)と予想される。既に現行型は受注終了しており、店頭在庫のみとなるが、価格を抑えたい人は従来型を探すのもアリか。

 いずれにせよ外見も快適性もアップした新型X-ADVの国内登場を待ちたい。

 

写真は欧州仕様のオプション装着車。国内にも新たにプロジェクター式フォグラライトが用意されるようだ。

 

 

ワンキーで開閉できるパニアケース(写真 欧州仕様)やコンフォートシート、ハンドル手元のアクセサリーソケットなどのオプションも新設定される模様だ。

 

X-ADV(2025 国内仕様)主要諸元 ※予想

・全長×全幅×全高:2200×940×1340
・ホイールベース:1580mm
・シート高:790mm
・車重:237【236】kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒OHC4バルブ 745cc
・最高出力:58PS/6750rpm
・最大トルク:7.0kg-m/4750rpm
・燃料タンク容量:13L
・変速機:6段(DCT)
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70R17 R=160/60R15
・価格:143万8800円(灰色、白)/147万1800円(黄色)【132万円(黒、赤、灰)】
※【 】は2024国内仕様

 

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/410594/

2025年新型X-ADVは12月12日に143万8800円で日本発売!? 国内もDRL内蔵ウインカーにクルコンが目玉か【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery2/?gallery_id=410594

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