■沈船がランドマークの境浦海岸
3カ所目は中心地から最も近い、村営バス扇浦線で約6分の境浦海岸。海岸名と同じ「境浦海岸」で下車後、徒歩でのみ入れるスロープを下っていくと海岸に出られる。同海岸設置の設備はトイレと休憩所。
道が高架になっている区間の下にこの海岸が位置していて、高所から見下ろすような形で、グラデーションの効いたボニンブルーを眺めて楽しめるのが同海岸ならではの特典。
さらに、ビーチ内のほぼ中央付近に、1936年に民間向けとして建造、第二次大戦中の1944年に座礁ならびに魚雷攻撃を受けて沈没した貨物船「濱江丸(ひんこうまる)」が放置されたままになっている。
2026年現在は風化が相当進んで来たものの、水深はそれほど深くないため、機関部を中心に船体の一部が水面から顔を出した状態を維持している。
小笠原の沈船といえばまず濱江丸、と言えるほどの象徴的な戦争遺跡であり、境浦海岸のランドマークとなって今も注目を集めている。
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