■将来はEVバスの充電もイケる?
西鉄ではレトロフィットによるディーゼルバスから電気バスへの改造が試行されているが、このようなバスが増えエネルギーがEV車へ常時供給されれば、脱炭素はもちろんだが長期的に見れば運行経費の削減にも役に立つだろう。
電気バスではないが、東京都交通局では地下鉄やバス営業所内の一部電力は自前の水力発電で賄っている例がある、公共交通機関の収益性が悪化し、持続性が危ぶまれている昨今では安価なエネルギー確保も課題だ。
現状では劇的に安価とは言えないだろうが、ちりも積もれば何とやらで長い目で安価なエネルギー確保を目指したいのは収益改善のためには喫緊の課題だろう。その意味では、鉄道会社がエネルギー開発に動いているのは先行投資であり自然な流れなのかもしれない。
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