■主要ツアーバスの到着状況は?
F1日本グランプリの臨時バス、また鈴鹿サーキットへ向かうシャトルバスの定点観測を中心にお届けした。個別の出発時刻については承知していないが、鈴鹿サーキットに到着した時刻は、HISのF1観戦ツアーバスが9時前(この時間で数台到着していた)、JR津駅発のシャトルバスは1便が9時35分、2便が10時15分、JTBや東武トップツアーズ主催のツアーバスは10時ごろ、そして名古屋駅発のサーキットEXPRESS号が10時に最初の1号車が到着した。
土曜日も鈴鹿インター周辺を含めて朝から混雑が激しかったということなので、利用をお考えの方は参考にしていただきたい。また筆者は予選の土曜日にバスを利用したが、決勝の日曜日はかなり渋滞したことで、白子駅へのシャトルバスも乗車までに数時間かかったということだ。時間に余裕をもって移動したほうが賢明だ。
■2024年はさらなるアップデートか?
F1の決勝後も園内で楽しめるイベントやアトラクションもあるので、時間いっぱいまで楽しむとのもいいだろう。 まだ正式決定していないが、2023年11月19日にシャトルバスのルートとして使用されている国道23号中勢バイパスの未開通部分が開通しいよいよ全線供用される。
今回の日本グランプリ開催中に回送バスを使用して、開通区間を含めた新ルートの検証を行っていたという。次回のF1日本グランプリで更に新しいルートが設定されれば、時間短縮が期待できる。
F1日本グランプリは長年の間、秋に開催されていたが2024年はF1カレンダーが大きく変わり、日本で初開催となるフォーミュラEの時期に合わせて4月になった。12月10日からチケットの販売がスタートし、年が明ければあっという間にF1である。
観客数も増えつつあり、帰りの交通集中による渋滞も激しかったようだ。最寄り駅までのシャトルバスやツアーバス、混雑状況を見極めてF1の興奮が冷めないよう、より疲れないような手段を選択していただきたい。
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