(画像ギャラリー)炎天下に車内温度を素早く下げるには?

炎天下でバナナやペットボトル、電卓、生卵はこう変わる!

気象庁発表で最高気温37度あったこの日。手元の温度計では炎天下では42.8度もあったのだが、そんななか黒いボディのクルマのルーフは最高で88度もあった。まずチェックしたのがクルマの車内やボディなど各部の温度。取材したのは気象庁発表による最高気温が37.3度だった熊谷市。この日の午前10時30分から午後0時30分という、一日でも気温の上がる2時間でクルマ各部の温度を測定した。テスト車は黒いボディのギャランフォルティスと白いボディのアリオン。どちらも窓を閉めてテストを実施
車内温度は表のとおり、ぐんぐん温度が上がって黒いフォルティスはなんと70度、白いアリオンでも63度まで上昇。まさに灼熱地獄だ  
さらに車内外の各所の温度を測ったところ、驚くことに黒いボディのフォルティスのボンネットは82.6度、ダッシュボードはアリオンのほうが高くて88.8度! ちょっと触っただけで、火傷しそうな熱さだ。さらに人が触れる部分は? というと、フォルティスではハンドルが83.2度、合皮のシートは78.4度といずれもかなりの高温。火傷にも注意したい
黒いボディのボンネット上に生卵を割ってのせて2時間。すると、目玉焼きのような焼いた感じではないものの、じっくりと温められて白身は白色へと変わり、黄身も表面はほぼ固まった。見た目は目玉焼きの完成だ
上が実験前、下が実験2時間度の写真。外気温37.3度、70度近くにもなる車内に食べ物などを置きっぱなしにするとどうなるのか? ここで用意したのは、バナナ、ガム、とろけるチーズ、コーラのペットボトルという食品、それに電卓とCDという実用品。いずれも暑さによる変化が起きそうで気になるという基準でチョイスした。これらを車内でも日当たりがよくて高温になるダッシュボードの上に設置。置き去りにしたところ、1時間後に異変発生。車内温度は66度。コーラがプクプクと泡立ち、その炭酸ガスの力でペットボトルのフタが押し上げられ、破裂寸前! コーラはここで実験中止
テスト開始から1時間。ペットボトルのコーラはプクプクと泡立ち、その炭酸ガスでフタが押し上げられ、コーラのテストはここで断念
そして実験スタートから2時間経過後に改めてチェック。車内温度が70度、ダッシュボードが86.7度まで上昇した車内では……。バナナは真っ黒に変色。むいてみると中身はぐちゃぐちゃだ。とろけるチーズは、トースターで焼いたかのようにカリッとしたような見た目になった。匂いも香ばしい。ガムはベトベトにはなったが、溶けることはなく形はほぼそのままを維持していた。そんななか、ちょっと驚くほど姿を変えたのが電卓で、液晶パネルが壊れるだけでなく、本体そのものがグニャリと大きく変形。いっぽう、CDに変化はなく、中身のデータも異常はなかった
車内でも2つの卵料理に挑戦! ひとつは生卵をそのままダッシュボードに置いて2時間。表面温度は70度と素手では触れないほど熱くなった卵を割ってみると、ゆで卵が出現! ゆでてないけど見た目はゆで卵だ。もうひとつは生卵をビーカーの水の中に入れてダッシュボードの上で2時間。水は62度まで温められた。で卵を割ると、こちらは温泉卵。夏場の車内は卵料理ができちゃうほど高温になる!

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