東京での観光といって思い出すのが黄色いバスでおなじみの「はとバス」である。都内の観光地はもちろん、関東地区へも観光ツアーが組まれ東京観光のひとつの手段ともなっているが、今回は期間限定で行われているツアーに参加したのでその様子をお届けする。
文/写真:東出真
編集:古川智規(バスマガジン編集部)
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■キイロイトリのラッピング車がさっそうと登場!
週末の東京駅は丸の内南口にやってきた。おなじみ「はとバス」の出発地となっていて線路沿いに乗り場が並んでいる。いい天気であったため、とても多くの乗客がバスの到着と受付を待っていた。しばらくすると黄色い「はとバス」の、さらにラッピングされた車両が到着した。これが今回乗車するバスである。
2023年で誕生20周年を迎えたリラックマ、そのリラックマとはとバスがコラボして、ごゆるりツアーが開催されたことは以前にも紹介したが、そのツアーに続き第2弾のコラボツアーが運行されている。その名も「リラックマ×はとバスコラボ企画キイロイトリとおでかけ♪ごゆるり よこはまツアー」である。
今回はリラックマといっしょに住んでいるキイロイトリとのコラボで、車体にも大きくキイロイトリがラッピングされたものとなっている。黄色に黄色ということで、とても車体に合ったラッピングのようにも思える。
バスの到着後に早速受付と乗車案内が始まった。受付は乗車前日に登録したメールアドレスに届くチェックイン用QRコードを提示するだけで、とてもスムーズに済ませることができた。荷物も座席上の荷棚のほかにバスのトランクにも預けることが可能なので、駅でコインロッカーの空きを探さなくても大丈夫である。
そしてツアーの特典として乗車時に1人1つ、はとバスツアー限定の「キイロイトリおでかけぬいぐるみキーホルダー」が渡される。コラボ企画の目玉の1つであるので、これを楽しみにしている乗客も多いはずだ。筆者も受け取り乗車する。
出発時刻の9時50分に予定通りバスは出発した。今回は横浜へのツアーということで、首都高速道路湾岸線を横浜方面へと走行する。この日は湾岸線で工事が行われていて渋滞も予想されていたが、思っていたほど時間もかからずに通り抜けるこいとができた。
ちなみに、あらかじめツアーの参加者には工事で到着時間が遅れる見込みであることなどの連絡が届いていて、このようなきめ細かいサービスがあると安心して乗車できる。