レクサスのコンパクトSUVと言えば何を思い浮かべるだろうか。2023年に登場したLBXを真っ先に思い浮かべるかもしれないが、同車格のUXも捨てがたい。特にUXは登場から今年で7年が経過しようとしており、初期型はレクサス認定中古車としての最終年を迎えるのだ。LBXより圧倒的にお買い得な、UXのCPO。レクサスのコンパクトSUVは、やっぱりUXでしょ!
文:佐々木 亘/画像:レクサス
【画像ギャラリー】新型のLBXもいいけどUXもね いま最もお買い得なレクサスのコンパクトSUV!(16枚)画像ギャラリー7年ものまでが販売できるCPO基準
レクサス認定中古車には、様々な厳しい基準がある。その基準の中に、初度登録から7年以内という時限的な販売ラインがあるのだ。
UXが登場したのは2018年11月のこと。つまり、2025年の11月でUXは登場から丸7年を迎えるのである。UXもついにCPO基準の足切りが始まるのだ。
一部改良は2021年8月に行われ、マイナーチェンジは2022年7月のタイミングで入った。意外と初期型の活躍期間は長く、CPOの在庫台数を見ても初期型は結構な台数がある。
そこへCPO基準の7年の壁がやってくると、売り切りを図るべく、CPO同士の価格競争が起こりやすくなるのだ。UXの中古車を探すなら今がチャンス。7年モノの初期型を積極的に選んでほしい。
年1万キロ走行のF SPORTが新車時から約140万円落ちってマジ!?
他車種に比べて、F SPORT選択率が高いUXでは、認定中古車にもF SPORTが多くなる。タマ数が多くなると、値段は落ち着き安くなっていくのが競争市場の原理。UXの認定中古車を選ぶなら、F SPORTが一番おすすめだ。
紹介するのは認定中古車価格の一例。7年落ちで走行距離7万キロのガソリンF SPORTモデルが、本体価格約300万円で販売されている。新車の価格が443万円だから、実に140万円以上も安くなっているということだ。
認定基準をクリアしているから、ボディは綺麗だし修復歴ももちろんない。レクサス認定中古車の厳しい基準をクリアした極上車だから、品質面でも安心だ。
さらにHEVモデル250hのF SPORTは、7年落ちの走行距離1万7000kmで365万円での販売だった。こちらは新車価格478万円のモデルだから、110万円以上安くなっているのだ。
認定基準ギリギリのUXなら、驚きの価格が付いたクルマに出会えるかもしれないぞ。
今年から来年にかけて認定中古車のUXがアツい
2018年11月発売のUXだから、2018年式はかなり少ないのが実情。CPOサイトを見ると、年式として多いのは発売翌年の2019年式となる。つまり来年、2026年にCPO基準最後の年を迎えるクルマたちなのだ。
既にカウントダウンはスタートしており、CPO販売を行うレクサスディーラーでは、2019年式UXの販売に力を入れている最中とも言えるだろう。今年から来年にかけて、UXの認定中古車市場は、価格が下がりやすいお買い得期を迎えるのだ。
LBXは登場したばかりで、CPOとしての価格もそれほど落ちていないが、先に登場しているUXは、CPO価格の競争力が高い。マイナーチェンジを行った現行型はもちろん良いが、ニューモデルカーとして登場した初期型も、仕上がりは上々だ。
2LのHEVと2Lのガソリンモデルがあるが、7年落ちならHEVの方が安心か。コミコミ300万円台で、上質なコンパクトSUVのUXと、最高のレクサスオーナーライフが手に入るぞ。
来年末まで、UXの中古車市場から目が離せない。




















コメント
コメントの使い方これは実際そう。
モリゾーRR要らないなら、BXに拘る必要ない。
しかもBXのスタイル気になるなら、MAZDA CX-3が競合になる。狭いけど良い車よ。
UXになるとスタイルも乗り味も競合は辛うじてDS-4あたりしかない、無二の存在。