日本では「商用バンでしょ?」というイメージが大きかったステーションワゴン。それを商用車ではなく、荷物を多く乗せられる乗用車として昇華させたのが初代スバル レガシィツーリングワゴンだ。実用的なカッコ良さを改めて振り返ろう。
※本稿は2025年4月のものです
文:永田恵一/写真:スバル、ホンダ、日産 ほか
初出:『ベストカー』2025年5月26日号
花開いた「新たなカッコ良さ」
昭和まで日本ではバンと混同されがちだったのか、ステーションワゴンは日陰の存在だった。
それを一気に覆したのが初代スバル レガシィ。スバル長年のワゴン作りの実績やカッコよさで花開き、ステーションワゴンブームを牽引。
さらにレガシィに対抗できた日本車はアコードワゴンやステージアなど数えるほどで、この点もレガシィの強さを際立てた。
ステーションワゴンは2020年代以降下火になる一方だが、それでも日本車ステーションワゴンの代表は今もスバルのレヴォーグである。

















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